<手話>
ドラマやマンガを通して、手話に興味をもった人もいるのではないでしょうか。
この機会に、手話について調べてみましょう。
[ ]内の数字は請求記号です。館によって異なる場合があります。
手話の世界を訪ねよう
亀井伸孝/著
岩波書店
2009.6
文化人類学者である著者が、手話を言語のひとつとして、その文化や歴史を紹介する本です。世界各国の手話についても触れられていて、手話は音声言語と同様、国によって違うものであることがわかります。
手話を学ぶ人のために
本名信行/著
加藤三保子/著
(一財)全日本ろうあ連盟
2017.8
手話を言語学の観点から、そのしくみをわかりやすく解説している本です。なぜこういう動きをするのかというしくみを知ることで、手話を正確に覚えることにもつながるでしょう。
国際手話のハンドブック
大杉豊/編
三省堂
2002.8
手話は、国によって異なりますが、ろう者の国際的なイベントなどで公用語として用いられる「国際手話」というものもあります。この本ではその基本を学ぶことができます。
使える!スポーツ手話ハンドブック
『スポーツ関連用語集』編集委員会/編集
全国手話研修センター日本手話研究所/手話監修
(一財)全日本ろうあ連盟
2018.6
障害者スポーツの大会などで役に立つ、スポーツに関する手話を集めた本です。ろう者スポーツの発展にも役立つ一冊です。
音のない世界と音のある世界をつなぐ
松森果林/著
岩波書店
2014.6
この本の著者は10代で聴力を失いました。聞こえる世界も聞こえない世界も経験している著者の体験談は、社会のどういったところが不便なのかを教えてくれます。著者の取り組みを通して、「ユニバーサルデザイン」についても理解が深められる本です。
手話通訳者になろう
木村晴美/著
岡典栄/著
白水社
2019.9
ニュースや記者会見、講演会などで手話通訳をする人を目にすることがあると思います。手話通訳とはどういう仕事なのか。どういうところで仕事をしているのか。手話通訳をしている人たちのインタビューもあり、この仕事の実情がよくわかる本です。