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<マンガ>
マンガは読むだけでももちろんおもしろいけど、
大好きなマンガのことをもっと深く知ったらさらに楽しめるかも!
奥の深いマンガのこと、図書館で調べてみましょう。

[ ]内の数字は請求記号です。館によって異なる場合があります。

練馬区立図書館では、マンガ作品(コミックス)の請求記号に[M]、[YM]、[BM]を使っています。
[M]は一般向けのマンガ、
[YM]は青少年向けのマンガ、
[BM]は文庫版のマンガです。

個々の作品ではなく、マンガについて書かれた本には[726]という請求記号を使っています。
ただし、[726]には、挿絵やイラスト、絵本も含まれます。
請求記号の元となる日本十進分類法では、マンガは726.1、挿絵・イラストは726.5、絵本は726.6と分類されていることを、検索の際に覚えていると便利です。
また、アニメの分類は778.7です。
アニメはマンガの仲間のようですが、動く映像なので、分類上は映画の仲間とされているのです。
現代漫画博物館

現代漫画博物館

小学館

2006.11

戦後から2005年までの代表的なマンガ作品についての解説に加え、別冊の資料編では、漫画賞受賞作品の一覧、漫画作家人名辞典、漫画史年表を収録。この時代のマンガを調べるには欠かせません。

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年表日本漫画史

年表日本漫画史

清水勲/著

臨川書店

2007.6

上記の本よりさらに古い、平安時代の『鳥獣人物戯画』など戯画や風刺画、絵巻といった原点からマンガの歴史を振り返るなら、この本を。
1つのテーマは見開きで完結し、テーマごとに年表が載っている、見やすく充実した一冊です。

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マンガ! 大英博物館マンガ展図録

マンガ! 大英博物館マンガ展図録

ニコル・クーリッジ・ルーマニエール/編
松葉涼子/編
松葉涼子/日本語版監修
山川早霧/訳
飯原裕美/訳

三省堂

2020.11

2019年に大英博物館で開催された「マンガ展」の公式図録。
大英博物館でこれだけの展示が行われたということに驚いてしまうほどのボリュームです。
多種多様なマンガが取り上げられていて、その時代も様々。日本のマンガ文化の奥深さがわかります。
マンガ家や編集者のインタビューが興味深く、その仕事を志す人の参考にもなりそうです。

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マンガ文化55のキーワード

マンガ文化55のキーワード

竹内オサム/編著
西原麻里/編著

ミネルヴァ書房

2016.2

日本のマンガ文化についてのキーワードを55個も取り上げている本。
ジャンルやテーマから、マンガに関して起きた事件など、取り上げている範囲はとても広く、多角的な視点でマンガについて調べたり研究したりするのに役立つ一冊です。

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まんがなんでも図鑑

まんがなんでも図鑑

日本漫画家協会/監修

ポプラ社

2015.4

マンガの歴史や基本的な知識に加えて、描き方まで載っている、まさに「なんでも図鑑」。児童書でわかりやすく書かれているので、まず初めに手にとる本としてもおすすめです。

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◆マンガについて調べる、その他の資料 など
◇参考図書
・『漫画・アニメの賞事典』 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2012年 [S726]
・『漫画家人名事典』 まんがseek/共編 日外アソシエーツ編集部/共編 日外アソシエーツ 2003年 [S726]
・『アニメ作品事典』 スティングレイ/編集 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2010年 [S726]
・『マンガ・アニメ文献目録』 竹内オサム/監修 日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 2014年 [S726]

◇インターネット
・国立国会図書館デジタルコレクション(https://dl.ndl.go.jp/)
・文化庁メディア芸術データベース(https://mediaarts-db.bunka.go.jp/)

◇マンガやアニメに関するミュージアム
・東映アニメーションミュージアム(東京都練馬区)
・角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市)
・東京工芸大学杉並アニメーションミュージアム(東京都杉並区)※リンク集に、全国のミュージアムのマップあり
・京都国際マンガミュージアム(京都府京都市) など

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