特別企画 2016年青少年図書貸出トップ10!
昨年1年間で貸出の多かった青少年向け図書(マンガ以外の本)
をランキング形式で発表!
(集計期間/2016.1.1~2016.12.15
複数巻/シリーズの場合は、もっとも予約の多かったタイトルを掲載しています)
第1位 鹿の王 下 ~還って行く者~
上橋菜穂子/著
株式会社KADOKAWA
2014.9
ここではないどこか、の設定がとてもリアルです。ひとつの「病」を軸に、様々な立場の人間、感情、利害がいく重にもからまり合いながら進むストーリーは読み応えあり!
第2位 精霊の守り人
上橋菜穂子/著
新潮社
新潮文庫 2007.4
第1位に続き第2位も上橋菜穂子作品がランクイン。大人気長編シリーズの第1作です。
凄腕の用心棒バルサが救った皇子チャグムは、精霊の卵を担う運命を背負った《精霊の守り人》だった…。
命を狙われる危険な旅と、次第に明らかになる夏至祭の秘密。多くの人に助けられる中で、子供も大人も成長していく物語。
第3位 ビブリア古書堂の事件手帖 6 ~栞子さんと巡るさだめ~
三上延/著
株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
メディアワークス文庫 2014.12
シリーズ6作目は、以前、太宰治の古書をめぐって対決した男がまた現れた!栞子さんは謎を追って、意外な過去にたどり着きます。太宰が好きな人にもおすすめ。
第4位 西の魔女が死んだ
梨木香歩/著
新潮社
新潮文庫 2001.8
田舎の豊かな自然の中で、おばあちゃんと過ごした初夏の日々は、主人公まいの人生の道しるべ。
おばあちゃんの大きな愛を感じるラストシーンが、じんわりと感動を呼びます。
第5位 都会(まち)のトム&ソーヤ 13 ~黒須島クローズド~
はやみねかおる/著
にしけいこ/画
講談社
2015.11
無人の人工島、黒須島でのゲームパーティに招待された内人と創也。島に閉じ込められ、ゲームをクリアしなければ、招待客全員の命が危ない。
頭脳と行動力の最強タッグで、このトラブルを切り抜けろ!
第6位 新13歳のハローワーク
村上龍/著
はまのゆか/絵
幻冬舎
2010.3
大人になっても好奇心を失わず、その好奇心を活かせる職業に就いてみませんか。
社会が、大人たちが育った頃とは大きく変化した現在、大人が若い人たちにできることとは…。著者の意図がストレートに伝わるお仕事図鑑です。
第8位 ぼくらの魔女戦記 1 ~黒ミサ城へ~
宗田理/作
ポプラ社
2015.7
第8位は「ぼくら」シリーズから。
大発見をしたという電話の後、突然、日比野が行方不明に。彼は魔女にさらわれたのかもしれない。捜索にイタリアへ向かったぼくらの身にも、危険がせまります。
第9位 だれもが知ってる小さな国
有川浩/著
村上勉/画
講談社
2015.10
コロボックルって本当にいるのかな。
主人公をうらやましいと思うと同時に、自分の家族や友だちや、周りのいろんな人との関わり方についてもちょっと考えたくなる本です。