<江戸時代 幕末編>
時代の大きな転換期となった幕末は、江戸時代のなかでも特に人気な時代で、たくさんの本が出版されています。
うまく必要な資料をさがせるようになりましょう。
[ ]内の数字は請求記号です。館によって異なる場合があります。
幕末維新史年表
大石学/編
東京堂出版
2018.11
幕末維新期のできごとが事細かに載っている年表に加え、理解の手助けとなる資料や図による解説などが多く収録されています。
参考文献の掲載も多く、さらに研究を深めることにも役立ちます。
幕末・維新~並列100年日本史&世界史年表
山本博文/監修
NHK出版
2018.7
日本史と世界史を並べて見ることは、歴史全体の理解につながるのでとても大事な手段です。なかでも、黒船来航など、世界の動きが直接日本に影響を及ぼすことの多かったこの時代には、特に重要だと言えるでしょう。
幕末
日本カメラ博物館/監修
山川出版社
2019.4
この時代の大きな特徴として、写真が残っていることが挙げられます。それ以前は絵や肖像画による記録ばかりだったので、写真による記録が残るようになったことは史料としてとても貴重です。幕末の写真を載せている本はほかにもたくさん出ているので調べてみてください。
地図でスッと頭に入る幕末・維新
木村幸比古/監修
昭文社
2020.11
地理的な理解も歴史には重要です。
この本は、わかりやすい地図や陣形図や人物相関図などによる解説で、幕末期のできごとの内容をつかむ手助けとなる一冊です。
地図と読む新撰組顚末記
永倉新八/著
KADOKAWA
2020.2
新撰組二番隊組長・永倉新八が、晩年、新聞記者に語った回想記。一人の隊士から見た新撰組や幕末という時代の動向が垣間見えるという点でとても興味深い一冊です。