森が消えれば海も死ぬ ー陸と海を結ぶ生態学ー
松永勝彦/著
講談社
2010.2
この本の初版は1993年に出版されています。豊かな漁場を維持するために森林が果たしている大切な役割について科学的に教えてくれる最初の本でした。SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」と今回のテーマである目標15「陸の豊かさも守ろう」を繋いでくれる一冊です。
人の心に木を植える ー「森は海の恋人」30年ー
畠山重篤/著 スギヤマカナヨ/絵
講談社
2018.5
筆者は気仙沼に注ぐ大川上流の室根山において落葉広葉樹の植林活動を30年に渡って行ってきました。この活動は「森は海の恋人運動」として大きな広がりをみせ、三陸海岸の海を蘇らせました。
しかし、2011年3月11日に三陸海岸一帯は1000年に一度という大津波に襲われました。本書は、東日本大震災から海が蘇るまでの物語になっています。
つながるいのち ーうみ・もり・ひとの物語ー
松本紀生/著
教育出版
2023.3
この本の内容は、ズバリその書名が表しています。アラスカの美しい自然の中で川から森へ、森から海へと生命は連綿と続いていきます。本書の後半で著者は「では、人間はどうでしょう」と問いかけています。人間はどのように森、海、生き物と関わっているのでしょうか。自然に生かされている我々人間がなすべきことを美しい写真で語ってくれます。
私の職場はサバンナです!
太田ゆか/著
河出書房新社
2023.5
幼いころから動物が大好きだった著者の太田ゆか氏は、14歳の頃には獣医になりたいという夢を持っていました。そんな太田ゆか氏ですが、理科系の科目が苦手で獣医学部への進学を断念しました。しかし、動物への想いは捨てきれず、アフリカでサファリガイド訓練学校に入学します。本書はアフリカに生きる様々な生物の魅力的な生態を日本人ガイドの目を通して紹介しています。また、これから先の未来も生き物たちと共存していく方法についても教えてくれます。
2024年9月 | テーマ「ターゲット4 質の高い教育をみんなに」 |
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2024年7月 | テーマ「ターゲット11 住み続けられるまちづくりを」 |
2024年5月 | テーマ「ターゲット13 気候変動に具体的な対策を」 |
2024年3月 | テーマ「ターゲット15 陸の豊かさも守ろう」 |
2024年1月 | テーマ「ターゲット14 海の豊かさを守ろう」 |
2023年11月 | テーマ「SDGsの全体を知ろう」 |