プラスチック・スープの地球 ー汚染される「水の惑星」ー
ミヒル・ロスカム・アビング/著 藤原幸一/監訳
ポプラ社
2019.11
地球の表面の71%を占める海に起きているプラスチック汚染問題をプラスチック・スープと名づけ、問題提起がされています。前半に汚染の場所やその原因を、後半では地球上からなくすための取り組みを取り上げ、カラー写真でわかりやすく解説しています。海を守るために私たちはどういう行動をしたらいいか一緒に考えてみませんか。
プロダイバーのウニ駆除クエスト ー環境保全に取り組んでわかった海の面白い話ー
中村拓朗/著
KADOKAWA
2023.9
海に海藻が生えなくなり、生態系に悪影響が起こることを「磯焼け」といいます。筆者は長崎の海でダイビングを続けながら、磯焼けを解決しようと戦いはじめます。いままで磯焼けの原因と言われてきたウニ。しかし、ウニを駆除するだけではどうやらダメらしいのです。複雑な海の生態系と、環境保全と、愛おしい海の生き物たち。プロジェクトは現在も進行中。楽しく海が好きになれる、プロダイバーの戦いです。
いただきます!からはじめるおさかな学 ー1匹の魚から海の未来を考えようー
鈴木允/著 生駒さちこ/イラスト
リトルモア
2023.7
毎日のように食べている「魚」がどんな海で育ち、どのように皆さんの食卓まで運ばれてくるのかを考えたことはありますか?この本では一匹の魚が海から食卓まで運ばれてくるのかを辿っていきます。その過程で、豊かな海の大切さが自然に理解できますよ。
サンゴは語る
大久保奈弥/著
岩波書店
2021.5
著者は自宅でサンゴの飼育をしているほどのサンゴ好きです。この本ではサンゴの生態について、妊娠、出産、生育など幅広く取り上げています。この愛すべきサンゴが次の世代、その次の世代でも観察できるように自然環境の保全に関しても詳しく述べられています。
海にしずんだクジラ
メリッサ・スチュワート/文 ロブ・ダンラヴィ/絵
千葉茂樹/訳 藤原義弘/日本語版監修
BL出版
2023.8
「いっとうのクジラが死んだ その大きなからだは、しずかに ゆっくり しずんでいった。」この印象的な書き出しで本書は始まります。一頭のクジラの死体は何十年もかけて分解され、何百種類もの生き物、何百万もの生命を育んでいきます。一頭のクジラが海の生態系について教えてくれます。
2024年9月 | テーマ「ターゲット4 質の高い教育をみんなに」 |
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2024年7月 | テーマ「ターゲット11 住み続けられるまちづくりを」 |
2024年5月 | テーマ「ターゲット13 気候変動に具体的な対策を」 |
2024年3月 | テーマ「ターゲット15 陸の豊かさも守ろう」 |
2024年1月 | テーマ「ターゲット14 海の豊かさを守ろう」 |
2023年11月 | テーマ「SDGsの全体を知ろう」 |