日本の手仕事 [1] 大工さん・すし職人さんほか
遠藤ケイ/絵と文
汐文社
2017.9
仕事は機械に頼らず、全身をフル稼働。オリジナルの道具を自在に使いこなす。不思議な行動にも理由がある。そしてなにより、日本の伝統を大切に守っている。
職人さんのすごいところは挙げればきりがないほど。そのことがよく伝わる本です。
和菓子迷宮をぐるぐると
太田忠司/著
ポプラ社
2021.2
大学で物理を学んでいた涼太は、和菓子のとりこになり、進路を急きょ変更、和菓子職人を目指して製菓学校に通い始めます。しかし、飛び込んだ和菓子の世界は全くの迷宮。職人の道は方程式を解くより難しいのです。
花火の大図鑑
日本煙火協会/監修
泉谷玄作/写真
PHP研究所
2009.7
夏の夜空をいろどる花火は、花火師と呼ばれる職人さんが、製作から打ち上げまでを担います。花火は、開いて、一瞬で消えてしまう芸術作品。その一瞬のために力を尽くすのです。
作った人のことを思うと花火を見上げる時の気持ちが少し変わるかもしれません。
本をつくる
鳥海修/著
高岡昌生/著
美篶堂/著
本づくり協会/企画・監修
永岡綾/取材・文
河出書房新社
2019.2
普段あまり目にすることのない本づくりの工程を丁寧に紹介した本。本をつくることはチームワークであり、完成までに、多くの人の手が加わります。だから、各自がそれぞれの分野で一生懸命に頑張る。それが職人としての誇りであり、一緒に仕事をする人への敬意でもあるのです。
金継ぎのすすめ
小澤典代/編
誠文堂新光社
2013.3
金継ぎは、欠けたり割れたりした食器を、うるしと金で修理する技術です。金色の修理の跡が渋く光り、素朴で土の味わいの強い和の食器によく似合います。
現代にも引き継がれる、ものを大切にする昔の人の知恵を学びましょう。
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