図書館にはたくさんの絵本があります。
みなさんにもお気に入りの絵本がありますよね。
自分でも絵本がつくれたらいいなと思いませんか?
図書館員が絵本づくりに挑戦してみました。内容を考えたり、イラストを悩んだり。
創作は大変ですが楽しかったです。その過程を、参考にした本と一緒に紹介します。
絵本タイトル「おおかみきょうだいととしょかん」
今回の手順「色付け」
前回作成した下書きに、今回は色をつけました。
絵本といえば、その魅力は「絵」です。絵本の絵にきまりはありません。
写真、デジタルイラスト、ししゅう、油絵、白黒の墨絵、色紙をちぎって貼って絵にする「ちぎり絵」など、絵本の世界に一番合うものを選んで良いのです。
ですが、使ったことのないものを急に使いこなすのはむずかしいので、今回は「水彩絵の具」と「色鉛筆」を使いました。
水彩絵の具と色鉛筆は、学校の授業でもよくつかわれる画材です。それ以外には水性カラーペンを使用しています。
今回はまだ物語の文章は入っていません。
でも、初めから終わりまで掲載しましたので、どんな物語なのか想像しながら見てください。 絵から物語が伝わると良いのですが…。
次回は絵本の完成です!
参考図書の紹介
もふもふ・かわいいはじめての透明水彩
すずきあやえ/著
KADOKAWA
2022.3
水彩絵の具は、水分をたくさん含ませた状態で紙に筆をのせると、色がふわっと広がります。この本ではさらに和紙を使って、絵の具のにじみを生かしたかわいい絵の描き方が学べます。
関連図書
わかる!選べる!使える!画材BOOK
磯野キャビア/著 玄光社 2020.1
筆ペンでかわいいイラストが描ける本
朝日新聞出版/編著 朝日新聞出版