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SDGsを知ろう!

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今回のテーマは

「ターゲット10 人や国の不平等をなくそう」

Sustainable Development Goalsの画像生まれた国や民族、宗教、性別や伝統的習慣など、本人にはどうすることもできない理由でチャンスが与えられなかったり、貧富の差が生まれたりしています。そんな不平等に気づいたら、誰でも声をあげる権利があります。ターゲット10は国と国の間での不平等、そして国の中での不平等をなくすための目標です。この不平等をなくすためには法を整備し、差別や偏見をなくす必要があります。私たちの周りでどんな格差が生じ、どんな不平等が生まれているのか。まずは知ることが第一歩です。

 

見出し仕切り画像

 

 

『平等ってなに? ―歴史と身近な不平等から考えよう―』

平等ってなに?

神島裕子/監修 

PHP研究所

2023年5月  

SDGs10番目の目標は「人や国の不平等をなくそう」です。では、「平等」とは何でしょうか?一般的には、人と人、国と国などが対等な間柄にあることを「平等」といいます。しかし、「平等」とは「すべてが同じ」という意味ではありません。人間は一人ひとり個性や能力が異なっているからです。本書は、平等と不平等に関する社会状況を分かりやすく教えてくれます。

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『国境って何だろう? ー14歳からの「移民」「難民」入門ー』

国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門

内藤正典/著 
河出書房新社
2025年6月   

「平等」とは他者と比べることで初めて成り立つ考え方です。他者との比較には、日本と他国を比べることも含まれています。そのためには、世界でいま何が起きているかを知らなければなりません。この本では、宗教間の対立や人種、民族による差別など、幅広い問題に触れています。海に囲まれ国境の存在しない日本に住んでいるからこそ、国境について考えてみませんか。

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『みんなで平等をつくる ーわたしたちの声がとどけば、世界はきっとかわるよー』

みんなで平等をつくる わたしたちの声がとどけば、世界はきっとかわるよ

シャノン・ウェバー/文 ジェイド・オーランド/絵 寺西のぶ子/訳
亜紀書房
2022年2月  
 前の2冊でも紹介したように、この世界には多くの不平等が存在しています。本書では、その不平等を減らすために活動している人々のことを「アクティビスト」と呼んでいます。アクティビストの様々な活動や世界的に知られるアクティビストについて紹介してくれます。平等のために行動することの大切さを教えてくれる一冊です。

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『SDGsのきほん 11 ―未来のための17の目標 不平等 目標10―』

SDGsのきほん 11 ―未来のための17の目標 不平等 目標10―

稲葉茂勝/著 渡邉優/監修  
ポプラ社
2020年12月 

この本では「人や国の不平等をなくそう」という目標がなぜ必要なのかを詳しく説明しています。目標10の内容だけでなく、SDGsの他の16個の目標との関連性などにも触れています。SDGsの「誰一人取り残さない」という目標を達成するためには、目標10がどうしても必要なのだということがよく分かりますよ。

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掲載日 令和7年11月1日