SDGsを知ろう!
今回のテーマは
「ターゲット16 平和と公正をすべての人に」
「平和」はともかく、「公正」ってなんだろう? と思う人も多いのではないでしょうか。あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、「公正」が「平和」と一緒に求められるということは、この二つはとても関係が深い言葉だということです。「公正」とは、ものごとがかたよりなく平等で、正しいことを言います。特に行政や権力者には公正さが求められます。力に公正さがなければ、弱い立場の人は苦しむことになります。
現代社会では、その「公正」を法や裁判、制度によって成し遂げようとしています。このターゲットは、「正しくかたよりのない法や制度によって、すべての人に平和をもたらそう」という考え方に基づいているといえるのではないでしょうか。

『僕らは戦争を知らない ―世界中の不条理をなくすためにキミができること―』

小泉悠/監修
Gakken
2024年2月
SDGs16番目の目標は、「平和と公正をすべての人に」です。持続可能な社会の実現には、地球上のあらゆる場所で、全ての人に平和と公正が必要です。紛争地帯から日本に避難してきた高校生とクラスメイトが戦争と平和について考えていくマンガを軸に、様々なテーマで現在の世界情勢を説明しています。国連や政府の取組だけでなく、私たちひとり一人が関心を持つことが必要だと実感できる一冊です。
『どうすれば争いを止められるのか ー17歳からの紛争解決学ー』

上杉勇司/著
WAVE出版
2023年1月
全ての人が平和に暮らすためには、争いを止める必要があります。著者の上杉氏は世界各地の紛争地帯を訪れ、現地の平和に貢献する活動を行ってきました。その経験から、争いを止めるには何が必要かを解説してくれます。「正義」のための暴力は許されるのか?など、答えの難しい問題が数多く提示されています。皆さん自身が「正解」を考えるための手助けをしてくれる本です。
『クッキー投票! 』

M.マクナマラ/文 D.バーンストロム/文 G.ブライアン・カラス/絵
椎名かおる/訳
あすなろ書房
2025年9月
皆さんは「練馬区の花」を知っていますか?正解は「ツツジ」です。この本は、アメリカの小学生が「州のクッキー」を決めようと、州議会に法案を提出するお話です。公正な社会を実現するためには、国や自治体などの制度が公正である必要があります。そのためにも議案がどのように成立するのかを知ることは大切です。「州のクッキー」を決めるという親しみやすい話題で、法案成立までの流れを理解できる絵本です。









