No. 44 れいわ 7 ねん 高学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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44 | 令和7年 | 5 冊 | 14 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 44 れいわ 7 ねん
えほん ときの鐘

小林 豊(作・絵)
ポプラ社
江戸時代、人々は時間を知らせる鐘の音を聞いて生活していました。ある日、新吉はオランダ人のヤンに出会い、役人に見つからないよう、まちを案内することになりました。鐘の音とともに、江戸のあちこちを見て回ります。
えほん たぬき

いせ ひでこ(著)
平凡社
ある夜、ゆか下からゴトゴトという音がしました。その正体は野生のたぬき。どうやら、庭にたぬきの親子がやってきているようです。それからわたしは、観察を始めました。たぬきたちを見守り続けた日々をえがいた「たぬ記」です。
えほん わたしは地下鉄です

キム・ヒョウン(文・絵)
万木森 玲(訳)
岩崎書店
韓国の街をつなぐ地下鉄。そこにいつものサラリーマンがダッシュで乗りこんできました。次に乗ったのは潮のかおりがするおばあさん…。人々を長い間見つめてきた地下鉄は、今日もたくさんの人生を乗せて走ります。
よみもの 今日もピアノ・ピアーノ

有本 綾(作)
今日 マチ子(絵)
Gakken
六年生の海斗は、駅でピアノをひいているおじいさんに出会います。おじいさんのかなでる優しい音色に心をひかれ、時間をみつけては、駅のピアノのもとへと通います。やがて、自分でもひいてみたいと思うようになり…。
よみものアゲイン

あんず ゆき(作)
丹下 京子(絵)
フレーベル館
ある日、六年生のアオイは、子ども食堂「フードバンクAGAIN」の前で、クラスメイトのカンナを見かけます。そこは、子どもはタダでごはんを食べることができる場所。カンナは、何やら事情をかかえているようです。
よみもの アンナの戦争 ―キンダートランスポートの少女の物語―

ヘレン・ピーターズ(作)
尾﨑 愛子(訳)
偕成社
ユダヤ人迫害からのがれるため、ドイツからイギリスへわたった十二歳のアンナ。ある日、けがをしたイギリス兵士を見つけます。こっそり世話をしますが、その男がドイツ語でつぶやくのを聞いてドイツのスパイだと気づきます。
よみもの アオナギの巣立つ森では

にしがき ようこ(作)
小峰書店
六年生のあおばは、刀匠になる夢を持つクラスメイトの椰と山で会って仲良くなります。二人はオオタカの巣をみつけますが、密猟者にねらわれていることに気づき、ヒナを見守ることにします。
よみもの ひと箱本屋とひみつの友だち

赤羽 じゅんこ(作)
はらぐち あつこ(絵)
さ・え・ら書房
読書が好きな朱莉は、ひと箱本屋カフェで、小学生が書いた手作りの本を買いました。その本が気に入ったので、作者と友だちになりたいと思い、手紙を書きます。カフェで待ち合わせをすると、現れたのは、車いすに乗った女の子でした。
よみもの ラッキーボトル号の冒険

クリス・ウォーメル(作)
柳井 薫(訳)
徳間書店
家出少年のジャックは、乗っていた船が嵐でしずみ、無人島に流れつきます。ロビンソンと名乗る男に出会い、字を教わって、空きビンに助けをもとめる手紙を入れて流すのですが…。ジャックは無事に家に帰ることができるのでしょうか。
よみもの スラムに水は流れない

ヴァルシャ・バジャージ(著)
村上 利佳(訳)
あすなろ書房
ミンニはインドの大都会ムンバイのスラム街で家族と暮らしています。ここでは、深刻な水不足になやまされていました。ある日、「水マフィア」とよばれる集団が水をぬすんでいる現場を兄のサンジャイが見てしまい…。
よみもの ぼくの色、見つけた!

志津 栄子(作)
末山 りん(絵)
講談社
信太朗は、生まれつき他の人と色の見え方がちがいます。まわりの目が気になって、学校ではずっとそのことをかくしてきました。五年生になり、新しい担任の先生やゴッホの絵との出会いが、信太朗の気持ちを変えていきます。
かがく こちら、沖縄美ら海水族館動物健康管理室。 ―世界一の治療をチームで目指す―

岩貞 るみこ(文)
サタケ シュンスケ(イラスト)
講談社
沖縄美ら海水族館にある動物健康管理室では、獣医師や飼育員などがチームになって、毎日水族館の生き物の命を守っています。イルカの人工尾びれ、マナティの出産など、チームが取り組んできた仕事をしょうかいします。
かがく 林にかくれるキリンを追う ―もっと知りたい野生の姿―

齋藤 美保(著)
タカギ ノネ(画)
くもん出版
キリンの子育てを研究するために、タンザニアにやってきた齋藤さん。母と子のペアが集まって子育てを行う「キリンの保育園」の様子など、動物園では見ることができない野生のキリンの生態をのぞいてみましょう。
かがく石は元素の案内人

田中 陵二(文・写真)
福音館書店
元素は、それ以上分けることのできない、目には見えない小さなつぶです。自然界のすべてのものは、90種類の元素の組み合わせでできています。鉱物の結晶を美しい写真でしょうかいする一冊です。元素を身近に感じることができます。
そのた 絵画をみる、絵画をなおす 保存修復の世界

田口 かおり(著)
偕成社
美術館や博物館などで見かける美術作品をなおすのは、「修復家」とよばれる人です。作品の歴史や素材、どのような手法で作られたのかを調べ、適切な処置を行います。修復家になるまでの道のりと、修復の過程をみてみましょう。
そのた 元気? ―世界の子どもたちへ―

長倉 洋海(著)
朝日新聞出版
「やあ、元気?」は魔法の言葉。アフリカや中央アジア、中央アメリカなどで出会った子どもたちに声をかけ、仲良くなって写真を撮ってきた長倉さん。カメラに向けられた子どもたちの表情と、かれらの生活の様子を伝えます。
そのた ひき石と24丁のとうふ

大西 暢夫(著)
アリス館
岩手県の山の中に、小山田ミナさんが営むとうふ店があります。90歳をこえるミナさんは、大豆をひき石ですりつぶし、山の水を使い、薪で火をおこして、手づくりのとうふをたった一人で作っています。
そのた それって本当?メディアリテラシーはじめよう ―フェイクニュースとクリティカルシンキング―

ジョイス・グラント(著)
キャスリーン・マルコット(絵)
片柳 伊佐(訳)
岩崎書店
なさんが「面白い!」と思った動画や、「すごい!」とおどろいたSNSの情報は、本当に信用できますか?いろいろなメディアから日々情報を受け取ったり、発信したりできる時代に、どんなことに気をつける必要があるのか考えてみませんか。