No. 44 れいわ 7 ねん 中学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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44 | 令和7年 | 5 冊 | 14 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 44 れいわ 7 ねん
えほん イヌワシつかいのエルジャン

イチンノロブ・ガンバートル(文)
バーサンスレン・ボロルマー(絵)
津田 紀子(訳)
あかつき教育図書
モンゴルにくらすカザフの人びとは、むかしからイヌワシをつかって狩りをしてきました。エルジャンは、父さんとつかまえたイヌワシのヒナを大切に育てながら、イヌワシつかいになるための訓練をはじめます。
えほん みどりいろのつりがね

オトフリート・プロイスラー(作)
ヘルベルト・ホルツィング(絵)
武本 佳奈絵(訳)
好学社
あるときイワンの畑からでてきたのは、ふしぎなみどりいろのつりがねでした。その音色は村びとのしんぱいごとをふきとばし、こころにきぼうを生みました。ところが、話を聞いた皇帝が、つりがねを自分のものにしようとします。
えほん たべてみて! ―フリーダ・キャプランがひろげた食のせかい―

マーラ・ロックリフ(文)
ジゼル・ポター(絵)
福本 由紀子(訳)
BL出版
フリーダ・キャプランは、まだアメリカで知られていなかったやさいやくだものを広めた人です。今ではふつうに食べられているマッシュルームやキウイフルーツなども、フリーダが売りはじめました。どのようにして、新しいものを広めたのでしょうか。
よみもの ねこもおでかけ

朽木 祥(作)
高橋 和枝(絵)
講談社
公園で、小さな茶トラの子ねこをひろった信ちゃん。「トラノスケ」と名づけて家でかうことになりました。ところがある日、「エリザベス」とよばれて、知らない家の庭に入っていくトラノスケを見かけます。ねこにはねこのご用があるようです。
よみもの 100年見つめてきました

吉野 万理子(作)
川上 和生(絵)
講談社
100年ほど前に、遊園地の乗りものとして山のてっぺんにつくられた飛行塔。たくさんの子どもや動物が遊びに来て、親しまれていました。やがて戦争がはじまって遊びにくるものはいなくなり、部品も外されていきますが…。
よみもの ひみつだけど、話します

堀川 理万子(作・絵)
あかね書房
電車がすきなのりおは、走っている電車が止まって見えるひみつの見かたを発見しました。同じクラスの小川さんは、たまたまもらったおかいもの券をつかって、お母さんにないしょで、だがしを買いぐいしました。みんな、小さなひみつをもっています。
よみもの じゅげむの夏

最上 一平(作)
マメイケダ(絵)
佼成出版社
山ちゃん、シューちゃん、かっちゃん、アキラのなかよし四人組は、同じ小学校に通う四年生。かっちゃんは筋ジストロフィーという病気だけれど、どうしても今年の夏に天神橋から川へとびこみたいと言い出します。決行の日は、七月三十一日。
よみもの 赤いめんどり

アリソン・アトリー(作)
青木 由紀子(訳)
山内 ふじ江(絵)
福音館書店
ひとりぼっちのおばあさんの家に、ある晩、ちいさな赤いめんどりがやってきました。めんどりはとてもかしこく、おばあさんのくらしをたすけてくれます。ところが、前のかい主だという悪い男がめんどりをとりもどしにやってきて・・・
よみもの ダッドリーくんの12のおはなし

フィリップ・レスナー(さく)
アーノルド・ローベル(え)
こみや ゆう(やく)
KTC中央出版
ダッドリーくんは、町に引っこしてきました。友だちをつくろうと外に出ると、となりの家の男の子に会いました。その子にも友だちがいないというので、ふたりで「友だちなしクラブ」をつくることにしました。ほかにもたのしいおはなしがいっぱい!
かがく 海にしずんだクジラ

メリッサ・スチュワート(文)
ロブ・ダンラヴィ(絵)
千葉 茂樹(訳)
藤原 義弘(日本語版監修)
BL出版
70年生きたクジラが死んで、海の底にしずんでいきます。その体は、深海にすむ生きものたちにとってごちそうです。肉や骨は、何十年もかけて、あとかたもなく食べつくされます。さて、どんな生きものたちがあつまってくるのでしょう。
かがくゾウのはなのあなは、どこまでつづいているの?

中山 信一(え)
高岡 昌江(ぶん)
あすなろ書房
ゾウのはなのさきをのぞいてみると、わたしたちとおなじで、あなが2つあります。2つのあなは、あのながいはなのどこまでつづいているのでしょう。ゾウのはなのなかのしくみや、どんなふうにはなをつかっているのかみてみましょう。
かがく コブシメがやってきた!

高久 至(写真・文)
アリス館
屋久島の海には、コブシメというイカがすんでいます。体の形や色をかえて変身するコブシメは、海の忍者です。変身は、えものや敵にみつからないようにするだけでなく、メスをめぐるたたかいでも役立ちます。
かがく 動物の義足やさん

沢田 俊子(文)
講談社
動物たちがもう一度自由に動けるように!という思いから、動物のための義肢装具士になった島田さん。犬やねこだけでなく、ペンギンやひつじなど、それぞれに合った装具を工夫して作っています。
かがく うんこ虫を追え

舘野 鴻(文・絵)
福音館書店
オオセンチコガネは、宝石のようにキラキラかがやく美しい虫です。けれども、大好物はなんと動物のフン!どんなフンがすきで、どのように育つのでしょうか。わくわくする実験のスタートです。
そのたすごい!ミミックメーカー ―生き物をヒントに世界を変えた発明家たち―

竹内 薫(監修)
ノードストロム(文)
ボストン(絵)
今井 悟朗(訳)
西村書店
ミミックメーカーとは、生き物のすぐれたところをヒントにして、役に立つ発明をする人のことです。カワセミから新幹線、葉っぱからは太陽電池がつくられました。ほかにも、どんな発明があるのかみてみましょう。
そのた その絵ときたら! ―新しい絵本の時代をつくったコールデコット―

ミシェル・マーケル(文)
バーバラ・マクリントック(絵)
福本 友美子(訳)
ほるぷ出版
昔の絵本は、絵に動きがなく、気どったポーズをとる人ばかりが、えがかれていました。そんな時代に、絵を見ただけで物語がわかるような、生き生きとした楽しい絵本を作ったのがコールデコットです。今では絵本の賞の名前にもなっています。
そのた ぼくたちのことをわすれないで ―ロヒンギャの男の子ハールンのものがたり―

由美村 嬉々(作)
鈴木 まもる(絵)
佼成出版社
ミャンマーでくらしている男の子ハールン。ある日、しらない男たちにおそわれて、いのちからがら、となりの国へにげました。難民キャンプでくらす少数民族ロヒンギャの人たちに、今なにがひつようか考えてみましょう。
そのた ただいま、おかえり。 ―3.11からのあのこたち―

石井 麻木(写真・文)
世界文化社
2011年、東北はおおきな地震と津波におそわれました。そこに住んでいた人たちはたくさんの悲しい思いをしましたが、それでもカメラに向けて、えがおをくれる人たちもいました。「あの日」からの日々を追いかけた絵本です。