南田中図書館5月の館内特集


一般特集『ものと人間の文化史』を読む


『ものと人間の文化史(法政大学出版局)』は、『文化の基礎をなすと同時に人間のつくり上げたもっとも具体的な「かたち」である個々の「もの」について、その根源から問い直し、「もの」とのかかわりにおいて営々と築かれてきた暮らしの具体相を通じて歴史を捉え直す』をコンセプトに、一冊一主題として1968年から刊行が続いているシリーズです

例えば「花火(2019年刊)」。古くは伊達政宗が観賞したのが、日本の花火の始まりであるといいます。特権階級の接待に使われた花火は、徐々に庶民に身近な娯楽となっていきます。8代吉宗の頃、隅田川の花火が始まり、押し寄せる群衆で橋の欄干が落ちたこともあるそうです。大人も子供もとりこにし、夏の風物詩になる現在までの歴史と技術的変遷をたどります。


1Fフロアでは 
環境特集 「花粉症」
地域特集 「井のいち」
視聴覚特集「春に聴きたいクラシック」


2Fフロアでは
児童特集「みどりの風」
青少年特集「まだ誰も借りていない本」


ぜひ隅々までご覧ください。

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