「海外文学講座『老人と海』からの招待状」を開催しました


令和6年2月12日(月曜・祝日)  午後2時~午後4時


講師:越前 敏弥(えちぜん としや)氏 翻訳家 


平和台図書館3階会議室にて開催。

大人35名が参加されました。


今年1月に新訳版が発売されたヘミングウェイの『老人と海』。

翻訳を手がけた越前敏弥先生に、翻訳にまつわる様々なお話を聞くことができました。


『老人と海』を新解釈に基づいて新たに翻訳する上で、固有名詞の表記や登場人物の年齢・口調、一文の長さなど、心がけたポイントをわかりやすく解説いただきました。

またヘミングウェイが書く文の特徴、作中の表現、時代背景をもとに、新解釈への考えを話して下さいました。

様々な部分に注意を払いながら翻訳作業が進められていることに、あらためて驚かされるとともに、紹介頂いたほかの海外文学作品にも手を伸ばしたくなりました。


翻訳の第一線で活躍する越前先生ならではの興味深い内容となりました。


  




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