No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
---|---|---|---|---|---|---|
39 | 令和2年 | 5 さつ | 13 さつ | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 39 れいわ 2 ねん

えほん ノロウェイの黒牛 ―イギリス・スコットランドのむかしばなし―
なかがわ ちひろ(文)
さとう ゆうすけ(絵)
BL出版
身の毛もよだつ怪物(かいぶつ)とされていたノロウェイの黒牛。そんな黒牛とけっこんしたむすめはいっしょに旅をするうちに、黒牛のやさしさや、かけられたのろいに気付きます。むすめはのろいをとくことができるのでしょうか。

えほん ふたりママの家で
パトリシア・ポラッコ(絵・文)
中川 亜紀子(訳)
サウザンブックス社
わたしには、ママがふたりと弟と妹がいます。ツリーハウスを作ったり、親せきみんなでご飯を食べたり、いつも笑いの絶えない家族です。はだの色やかみの色、得意なことはバラバラだけど、これがわたしの日常で、幸せな生活です。

えほん えほん東京
小林 豊(作・絵)
ポプラ社
おじいちゃんと散歩にでかけたぼく。いつものお稲荷(いなり)さんのとりいをくぐると、そこには見知らぬ江戸(えど)のけしきがひろがっていました。今とむかしのけしきが重なる、ふしぎなたびがはじまります。

えほん ダム ―この美しいすべてのものたちへー
デイヴィッド・アーモンド(文)
レーヴィ・ピンフォールド(絵)
久山 太市(訳)
評論社
もうすぐダムにしずむ谷間の村。朝もやの中、キャスリンと父さんは谷をたずねて、思い出を語り合います。ふたりは人の住まなくなったすべての家をめぐり、バイオリンをひいて、歌を歌い、音楽でみたしていきました。

よみもの ぼくらの一歩 ―30人31脚―
いとう みく(作)
イシヤマ アズサ(絵)
アリス館
六年生の二学期に転校してきた水口萌花(もか)は、クラス中から歓迎(かんげい)されます。一人増えたことで、30人31脚の大会に参加できるからです。ところが、萌花は走るのが苦手で、チームの足を引っ張ってしまいます。

よみもの 明日のランチはきみと
サラ・ウィークス、
ギーター・ヴァラダラージャン(作)
久保 陽子(訳)
フレーベル館
ジョーはいじめられっ子で特別支援教室に通っています。一方、インドからの転校生ラビは自信家で、アメリカでもうまくやっていけると思っていたのに評価されず、落ち込みます。正反対のふたりが出会い、少しずつ変わっていきます。

よみもの その魔球(まきゅう)に、まだ名はない
エレン・クレイジス(著)
橋本 恵(訳)
あすなろ書房
十歳(さい)のケイティはだれにも打てない魔球の持ち主。リトルリーグの試験に合格しますが、女の子だとわかると入団を取り消されてしまいました。なっとくのいかないケィティは、女子の野球選手の歴史を調査します。

よみもの 右手にミミズク
蓼内 明子(作)
nakaban(絵)
フレーベル館
六年生の丈(たける)は右と左がわかりません。ある日、転校生の実里(みのり)が、左右の区別がつくように、丈の右手にミミズクの絵をかいてくれました。でもそんな実里もまた、あるなやみをかかえていました。

よみもの 変化球男子
M.G.ヘネシー(作)
杉田 七重(訳)
鈴木出版
シェーンは、親友ジョシュと野球に熱中する日々を送っています。気になる女の子マデリンとも仲良くなっていきました。ところが、敵チームのニコが、シェーンのあるひみつをメールで学校中に広めてしまいました。

よみもの 木の中の魚
リンダ・マラリー・ハント(著)
中井 はるの(訳)
講談社
アリーは算数や絵は得意ですが、難読症(ディスレクシア)のため読み書きは苦手です。先生やクラスメイトにわかってもらえず、つらい思いをしていました。でも、新任のダニエルズ先生に出会い、アリーの生活は変わっていきます。

よみもの 11番目の取引
アリッサ・ホリングスワース(作)
もりうち すみこ(訳)
鈴木出版
アメリカに逃れてきたアフガニスタン難民(なんみん)のサミと祖父は、大切にしていた伝統楽器のルバーブを盗(ぬす)まれてしまいます。ルバーブは楽器店に売られ、取り戻(もど)すには700ドル用意しなければなりません。

よみもの ジュリアが糸をつむいだ日
リンダ・スー・パーク(作)
ないとう ふみこ(訳)
いちかわ なつこ(絵)
徳間書店
ジュリアは韓国系(かんこくけい)アメリカ人。クラブの自由研究で、親友のパトリックといっしょに、カイコを育てて生糸をとることになりました。本当はアメリカ人らしい研究がしたいジュリアでしたが、しぶしぶカイコを飼い始めます。

かがく 星空を届けたい ー出張プラネタリウム、はじめました!ー
髙橋 真理子(文)
早川 世詩男(絵)
ほるぷ出版
オーロラが好きで、星や宇宙(うちゅう)に興味を持った髙橋さんは、科学館のプラネタリウムで働くことになりました。やがて、目の見えない人や、長期間の入院で外出できない人たちにも、星空を届(とど)けたいと思うようになります。

かがく 小林先生に学ぶ動物行動学 ー攻撃するシマリス、子育てするタヌキー
小林 朋道(著)
少年写真新聞社
シマリスは自分の体にヘビのにおいをぬりつけ、ヒキガエルは曲がったチューブを威嚇(いかく)し、ハリガネムシはカマキリをあやつる?動物たちの少し不思議な行動には、一体どんな意味がかくされているのでしょうか。

かがく サナギのひみつ
三輪 一雄(著)
大谷 剛(監修)
ポプラ社
カブトムシやチョウは、幼虫(ようちゅう)からサナギ、そして成虫へと、大きく姿(すがた)を変えていく「完全変態」の昆虫(こんちゅう)です。どうしてこれほど姿がちがうのでしょうか。昆虫の進化を追うと、そのひみつがわかります。

そのた クジラのおなかからプラスチック
保坂 直紀(著)
旬報社
2018年、タイの海岸に打ち上げられたクジラの胃から、大量のプラスチックの袋(ふくろ)が出てきました。便利なプラスチックは、ごみになると様々な問題を起こします。どうしたら、プラスチックごみを減らすことができるのでしょうか。

そのた ことばハンター ー国語辞典はこうつくるー
飯間 浩明(著)
ポプラ社
国語辞典がどうやって作られるか、知っていますか?身近にあふれることばを集める、「ことばハンター」によって作られています。時代とともに変化することばの意味や使われ方を追いかける、「ことばハンター」の仕事を見てみましょう。

そのた 世界のいまを伝えたい ーフォトジャーナリスト久保田弘信ー
久保田 弘信(著)
汐文社
久保田さんは戦場カメラマンです。かれが訪れる場所には、戦う人だけでなく、そこで生活をする普通(ふつう)の人々がいます。出会った人との縁(えん)を大切にしながら、世界でいま起きていることを伝えます。