No. 43 れいわ 6 ねん 中学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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43 | 令和6年 | 5 冊 | 14 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 43 れいわ 6 ねん
えほん あしたの動物園 ー熊本(くまもと)市動植物園のおはなしー

野坂 悦子(作)
いたや さとし(画)
玉川大学出版部
2016年4月におきた熊本地震(じしん)は、とても大きなものでした。セイさんがはたらいている動物園も、動物が安全に生活できなくなってしまいます。休園してしまった動物園がまた開園するまでには、さまざまなことがありました。
えほん いのちがかえっていくところ

最上 一平(作)
伊藤 秀男(絵)
童心社
たもんは、おとうさんと川へつりにいきました。さおにかかったのは、おおきなイワナ。あばれるイワナをようやくつりあげると、とてもうつくしくて、いとおしくなりました。そのイワナをたべることになり、たもんのむねはドキッとします。
えほん クリシュナのつるぎ ーインドのむかしばなしー

秋野 癸巨矢(文)
秋野 不矩(絵)
BL出版
むかしインドでは、カンサというわるい王が人びとを苦しめていました。神さまはカンサをほろぼすために、男の子に生まれかわります。クリシュナと名づけられたその男の子は、ふしぎな力でカンサに立ち向かいます。
よみもの ふしぎなメリーゴーラウンド

リーザ=マリー・ブルーム(作)
はたさわ ゆうこ(訳)
こやま こいこ(絵)
徳間書店
おじいさんのメリーゴーラウンドは、六頭の木ぼりの動物がついていて大人気でした。じつはこの動物たちは、夜になると三十分だけ、えさを食べたり、声を出したりすることができるのです。ところがある日、自分たちが売られることを知ります。
よみもの ラビットホッピング! ーうさぎがぼくのパートナー!?ー

マーリン・エリクソン(作)
きただい えりこ(訳)
森山 標子(絵)
理論社
妹が病気で入院してしまい、その間、おじいちゃんの家にあずけられたアルヴィン。色々なことをがまんして、自分の気持ちをかかえこんでいました。そんな時、うさぎのヴィルデとブリーダーのイルラに出会います。
よみもの カステラアパートのざらめさん

島村 木綿子(作)
コマツ シンヤ(絵)
Gakken
小学四年生のこのみとお母さんが、子ねこをかうためにひっこすことになったのは、みためがカステラそっくりのアパートです。そこの大家さんはちょっと変わっていて…。魔女(まじょ)じゃないかという、うわさもあるようです。
よみもの ぼくんちの震災(しんさい)日記

佐々木 ひとみ(作)
本郷 けい子(絵)
新日本出版社
とつぜん地震(じしん)におそわれた友樹(ゆうき)たち家族四人。全員けがもなかったけれど、電気もガスも水道も止まってしまいます。「生きることをがんばる」を目標にすごした、家族の四日間の日記です。
よみもの ブックキャット ーネコのないしょの仕事!ー

ポリー・フェイバー(作)
クララ・ヴリアミー(絵)
長友 恵子(訳)
徳間書店
第二次世界大戦中のロンドンで生まれた、黒ネコのモーガン。戦争で家族をなくしますが、運良く出版社(しゅっぱんしゃ)で、人間の本作りを手伝うブックキャットとして働くことに。モーガンは、戦争から町のネコを守るため、ある計画を立てます。
よみもの じいちゃんの島は宝島(たからじま)

漆原 智良(作)
やまなか ももこ(絵)
フレーベル館
夏休み、じいちゃんのふるさと「ミドリ子島」に行くことになった四年生の悠斗(ゆうと)。無人島(むじんとう)になってしまった太平洋にあるその島を、じいちゃんは宝島というけれど…。じいちゃんと二人きりのキャンプで見つけた宝物とは?
よみもの にわか魔女(まじょ)のタマユラさん

伊藤 充子(作)
ながしま ひろみ(絵)
偕成社
「喫茶(きっさ)たまゆら」の店主タマユラさんは、ある日、お客さんから黒いカバンをあずかります。「すてきな名まえをつけてよんであげて」「道具もつかってかまわない」と言われ、カバンをあけてみると、ふしぎなものがとびだしてきました。
かがく 野鳥のレストラン

森下 英美子(文)
新開 孝(写真)
少年写真新聞社
鳥がいつもはらペコなのは、空をとぶために体を軽くしているからです。野鳥にとっては、草むらや街中(まちなか)、水場など、どんな場所でもレストランになります。さっそく、野鳥のレストランをみてみましょう。
かがく お山のライチョウ

戸塚 学(写真・文)
小宮 輝之(監修)
偕成社
日本では高い山だけにすむ、ライチョウという鳥がいます。神様の使いとして、大切にされてきた日本のライチョウは、人をこわがりません。ところが、地球温暖化(おんだんか)によって、このライチョウに危機(きき)がせまっています。
かがく 聞いて聞いて! ー音と耳のはなしー

髙津 修・遠藤 義人(文)
長崎 訓子(絵)
福音館書店
音はふるえるくう気のなみです。ひだりとみぎ、ふたつの耳で聞く音は、かたほうの耳だけで聞くより、いきいきと聞こえます。それは、耳と脳(のう)が力を合わせる「ステレオこうか」のおかげです。聞こえるしくみを見てみましょう。
かがく ホッキョククジラのボウ ー200年のたびー

アレックス・ボースマ(作・絵)
ニック・パイエンソン(作)
千葉 茂樹(訳)
小学館
ホッキョククジラはほにゅうるいの中でいちばん長生きで、200年もの一生を北極海(ほっきょくかい)とその近くですごします。ホッキョククジラの女の子「ボウ」のせいちょうと、北極海のへんかを見てみましょう。
かがく やぶこぎ ー川辺(かわべ)の草はらと生き物たちー

モリナガ・ヨウ(作)
畠 佐代子(作)
くもん出版
河川敷(かせんしき)におりて、背(せ)の高い草をかきわけてすすむと、いろいろな植物や生き物に出合います。雨上がりにはトンボがとび、土の上ではカメやタヌキなどの足あとが残ります。生き物たちの気配を身近に感じることができる絵本です。
そのた ぼくは本のお医者さん

深山 さくら(文)
佼成出版社
英世(ひでよ)さんは、こわれた本を直す本のお医者さん「ブックスドクター」です。すべての本にカルテをつくり、お客さんの希望にそった治療(ちりょう)をします。英世さんのこれまでの歩みと、本のつくりや直し方をしょうかいします。
そのた オリヒメ ー人と人をつなぐ分身ロボットー

吉藤 オリィ(著)
加藤 悦子(文)
子どもの未来社
吉藤(よしふじ)オリィさんが作った「オリヒメ」は、人と人をつなぎ、孤独(こどく)をなくしたいという思いから生まれた分身ロボットです。オリヒメと開発者オリィさんの活やくや、これまでの道のりを写真でしょうかいします。
そのた 屋根のうえのバトンリレー ー日本でいちばん南にあるかやぶきの家ー

横塚 眞己人(写真と文)
ほるぷ出版
沖縄県(おきなわけん)に、150年ほど前に建てられたかやぶき屋根の家があります。村の人々は、昔ながらのやり方で、およそ10年ごとにかやのふきかえ作業を行い、「ゆいまーる(助け合い)」の気持ちを次の世代に伝えています。