No. 35 へいせい 28 ねん 高学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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35 | 平成28年 | 5 冊 | 13 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 35 へいせい 28 ねん
えほん 希望の牧場

森 絵都(作)
吉田 尚令(絵)
岩崎書店
福島第一原子力発電所の警戒(けいかい)区域。多くの人がひなんした町に、「希望の牧場」とよばれる場所があります。肉牛として価値がなくなった牛たちの殺処分をこばみ、世話をし続ける「牛飼い」のかっとうをえがきます。
えほん リンドバーグ ~空飛ぶネズミの大冒険~

トーベン・クールマン(作)
金原 瑞人(訳)
ブロンズ新社
知りたがりやの小ネズミが、図書館から家に帰ってみると、仲間のすがたがありません。おそろしいネズミとりからにげだしていたのです。仲間を追って、小ネズミも遠いアメリカまで空を飛んで行こうと決心し、設計図をかき始めます。
えほん おかあさんの顔

ロディ・ドイル(文)
フレヤ・ブラックウッド(絵)
石津ちひろ(訳)
フレーベル館
3歳の時におかあさんを亡くしたシボーンは、お母さんの手のぬくもりや声はおぼえているけれど、顔だけが思いだせません。ある日、公園でであった女の人から「鏡を見てごらんなさい」と言われます。鏡の中にいたのは…。
えほん 世界でいちばんすばらしいもの

ヴィヴィアン・フレンチ(文)
アンジェラ・バレット(絵)
石井 睦美(訳)
BL出版
王さまとお妃(きさき)さまには、ルチアという娘がいました。二人は、世界で一番すばらしいものを見せることができる若者(わかもの)が娘のむこにふさわしいと思い、おふれをだします。バラや馬を持った若者がやってきますが…。
よみもの だれにも話さなかった祖父のこと

マイケル・モーパーゴ(文)
ジェマ・オチャラハン(絵)
片岡 しのぶ(訳)
あすなろ書房
おじいちゃんをじっと見てはいけない。両親は何度もそう言ったけれど、祖父の顔や手にのこる傷の理由を、わたしはずっと知りたかった。やがて12歳になったわたしに祖父が話してくれたのは、第二次世界大戦中のおそろしい体験だった…。
よみもの わたしの心のなか

シャロン・M.ドレイパー(作)
横山 和江(訳)
鈴木出版
もうすぐ11歳になるメロディは、脳性まひのため話すことも体を動かすこともできません。けれど、すばらしい記憶(きおく)力と知性を持っています。ある日、専用のコンピュータを手に入れ、自分の言葉を伝えられるようになりますが…。
よみもの 声の出ないぼくとマリさんの一週間

松本 聰美(作)
渡邊 智子(絵)
汐文社
五年生の「ぼく」は、親友の山口くんの一言で話すことができなくなった。学校にも行っていない。そんなぼくが、ママのアメリカ出張の一週間、ママのおさななじみの「マリさん」と過ごすことになった。マリさんは不思議な人で…。
よみもの シャイローがきた夏

フィリス・レイノルズ・ネイラー(著)
さくま ゆみこ(訳)
あすなろ書房
日曜日の午後、マーティは森でビーグル犬に出会います。ふるえて、ほえようとしないその犬は、大嫌いなジャドの飼い犬でした。ジャドからにげてきた犬にシャイローと名前を付け、マーティは大人たちにかくれて世話を始めます。
よみもの ブルーとオレンジ

福田 隆浩(著)
講談社
いじめられやすい少年ブルーと、いじめられている友人を助けようとする少女オレンジ。小学五年生のふたりは、それぞれの立場で「自分の武器」とは何かを見つけだし、いじめに立ち向かっていきます。
よみもの ぼくと象のものがたり

リン・ケリー(作)
若林 千鶴(訳)
鈴木出版
インドの少年ハスティンは病気の妹のため、サーカスで働くことになりました。サーカスに出す象をつかまえようとするなか、一頭の子象に出会い、ナンディタ(しあわせ)と名付けます。やがてナンディタはハスティンの心の支えになります。
よみもの アラスカの小さな家族 ~バラードクリークのボー~

カークパトリック・ヒル(著)
レウィン・ファム(絵)
田中 奈津子(訳)
講談社
アラスカのバラードクリークに住む5歳の女の子ボーには、血のつながらないふたりの父さんがいます。エスキモーの家族やたくさんの人たちに見守られ、ボーは明るく元気に成長します。アラスカでの生活をえがいた温かい家族の物語です。
かがく ありがとう実験動物たち

笠井 憲雪(監修)
太田 京子(著)
岩崎書店
人間は一生のうちにいろいろな病気にかかります。その病気を治すための研究に、どうしてネズミやブタなどを使った実験が必要なのでしょうか。実験動物たちの、命に向きあう仕事をしている、ひとりの女性の姿をしょうかいします。
かがく 北極・いのちの物語

寺沢 孝毅(写真・文)
偕成社
雪と氷におおわれた白い世界、北極。寒く厳しい自然を想像しますが、トナカイやホッキョクグマが暮らし、夏には花園が見られます。いのちといのちが支え合う、北極のいきものたちを写真でしょうかいする探検記です。
かがく うなぎ 一億年の謎を追う

塚本 勝巳(著)
学研プラス (学研教育出版)
2009年5月、世界中でだれも見たことのない「ウナギの卵」が発見されました。ウナギの生態について約40年間にわたって研究をしてきた著者が、仮説と検証をくりかえしながら調査を続け、ついに卵を発見するまでをしょうかいします。
かがく 宇宙人に会いたい! ~天文学者が探る地球外生命のなぞ~

平林 久(著)
学研プラス (学研教育出版)
宇宙人はいると思いますか?この本の著者は、どこかにいると信じている宇宙人に向けて、電波でメッセージを送りました。もし返事がくるとしたら2017年。宇宙人探しを通して、宇宙を知ることができる科学読み物です。
そのた 原発事故で、生きものたちに何がおこったか。

永幡 嘉之(写真・文)
岩崎書店
2011年3月11日、東日本大震災により、福島にある原子力発電所で事故が起こりました。この事故で、周囲の自然界がどのように変わり、これからどのようなことが起こるのか。震災発生以降の福島の姿を伝えます。
そのた 光と音のない世界で ~盲ろうの東大教授・福島智物語~

池田 まき子(著)
岩崎書店
9歳で視力を失い、18歳の時に聴力(ちょうりょく)を失った福島智(さとし)さん。二重の障害に苦しみながらも、指点字を使ったコミュニケーションで世界を広げていきます。自分の道を力強く進む福島さんの生き方をしょうかいします。
そのた 希望のダンス ~エイズで親をなくしたウガンダの子どもたち~

渋谷 敦志(写真・文)
学研プラス (学研教育出版)
アフリカのウガンダには、エイズで親をなくした子どもの教育をしえんする「Terakoya(寺子屋)」があります。ダンスの練習をきっかけに自信をつけ、学ぶ姿勢が変わった子どもたち。貧しくても希望をすてずに生きる姿を、写真でしょうかいします。