No. 30 へいせい 23 ねん 高学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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30 | 平成23年 | 5 冊 | 10 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 30 へいせい 23 ねん
えほん リンゴのたねをまいたおひめさま

ジェーン・レイ(作・絵)
徳間書店
王さまはあとつぎをきめるため、三人のおひめさまに、「わしがほこりにおもえるような、すばらしいことをしてみせなさい」といいました。いちばん年下のセレニティひめは、おかあさまからもらった「たから箱」をながめ、かんがえました。
えほん 百年の家

J.パトリック・ルイス(作)
ロベルト・インノチェンティ(絵)
講談社
1656年に建てられた廃屋(はいおく)は、人々の手でよみがえった。そして、家は住んでいる者たちの結婚、出産、永遠の別れや戦争、さまざまな時代を百年にわたり見守り続けた。
えほん 変わり者ピッポ

トレイシー・E・ファーン(文)
ポー・エストラーダ(絵)
光村教育図書
町一番の変わり者といわれているピッポ。毎日へんてこな物ばかり発明していました。ある日、大聖堂のドーム建築のコンテストに応募します。ピッポの案が採用され16年かけて完成したドームは、ピッポを変人から天才へと変えました。
よみもの 時間割のむこうがわ

小浜 ユリ(作)
ポプラ社
真由はある日突然ネコのことばがわかるようになり、公園のネコと話すようになった。学校では一言もしゃべらないのに…。真由が主人公のお話「ネコの声」ほか、6年生のあるクラスでおこったふしぎな物語が五つ。
よみもの ジェミーと走る夏

エイドリアン・フォゲリン(作)
ポプラ社
キャスは、となりにひっこしてきた黒人のジェミーと友だちになる。ふたりとも走ることが大好き。でも、黒人をきらっているキャスのお父さんは、ふたりが仲良くすることを許さない。ある日、いっしょにいるところを見つかってしまい…。
よみもの 消えた王子(上・下)

フランシス・ホジソン・バーネット(作)
岩波書店
内乱の続く祖国サマヴィアを離れ、父と国々をさすらう少年マルコ。500年前に消えた王子の子孫こそが国を安定させてくれると信じ、友人ラットとともに合図を伝えるため、ヨーロッパ各地をめぐる旅に出ます。
よみもの つづきの図書館

柏葉 幸子(作)
講談社
図書館にあらわれた、はだかの王様やあまのじゃくは、本を読んでくれた人たちが、今どうしているのかが気にかかり、司書の桃さんに調べてほしいとたのみます。本を読んだ人たちの、つづきの物語は…。
よみもの すみ鬼にげた

岩城 範枝(文)
松村 公嗣(絵)
福音館書店
奈良の唐招提寺。大工見習いの少年ヤスは、ある日、だれかの泣き声を耳にする。声のするほうへいってみると、なんと、ちいさな鬼が泣いていた。そして、「たのむ。ここから、はずしてくれ」とヤスに言うのだった。
よみもの グリーンフィンガー-約束の庭-

ポール・メイ(作)
さ・え・ら書房
文字の読み書きが苦手で、学校で問題児と見られているケイト。両親の仲が悪くなり続けていることにも深く悩んでいます。しかし、ある老人と出会い、荒れたはてた庭をよみがえらせていく中で、自分の生き方を見つけていきます。
よみもの ピーティ

ベン・マイケルセン(作)
鈴木出版
脳性まひで身体に重い障害を持って生まれたピーティ。身体を動かしたり、話したりすることは難しいけれど、考えたり感じたりすることはできる。「人生はなんてすばらしいんだろう」と、にっこり笑うことだって。
よみもの ジェイとレイ ふたりはひとり!?

アンドリュー・クレメンツ(著)
講談社
ふたごのジェイとレイ。そっくりなので、いつもひとまとめに見られている。まるで自分がないみたい。転校先の学校で、名簿(めいぼ)にレイの名前がのっていなかったのをいいことに、かわりばんこに登校してみたが…。
かがく 野生動物のお医者さん

齊藤 慶輔(著)
講談社
人間のせいでけがをしたり病気になったりした野生の鳥を治療している齊藤(さいとう)さん。北海道でワシやタカ、フクロウなどを治療し野生に帰すだけでなく、予防策を考えるなど、力を尽くしています。
かがく りんごのおじさん

竹下 文子(文)
鈴木 まもる(絵)
ハッピーオウル社
りんごを虫から守る薬で、体をこわしてしまったりんごのおじさん。ある日、薬や肥料を使わずにお米が作れることを知り、りんごも同じように育ててみようと考えました。工夫を重ねて9年が過ぎたある日、小さな実がなりました。
かがく 赤とんぼ(田んぼの生きものたち)

新井 裕(文・写真)
農山漁村文化協会
日本にいる赤とんぼは、約20種類。その中にアキアカネをはじめ、田んぼを生活の場にしている赤とんぼがいます。四季を通して赤とんぼの一生を追いながら、田んぼとどのようにかかわりあって生きているのか、くわしく見ていきます。
かがく マリモを守る。-若菜勇さんの研究-

千葉 望(文)
荒谷 良一(写真)
理論社
いろいろな国で広く生息しているマリモ。でも、緑色の宝石のように大きくまるく育つのは、北海道にある阿寒湖にすむマリモだけ。マリモが生きられる環境を守るにはどうしたらよいのか、若菜勇さんの研究を通して考えます。
そのた 地球最北に生きる日本人-イヌイット 大島育雄との旅-

武田 剛(著)
フレーベル館
犬ぞりで、昔ながらの狩猟(しゅりょう)生活を送る大島育雄さん。必要な分だけの獲物を仲間と分け合い、厳しい自然と一体となって暮らしています。しかし、地球温暖化で北極の氷がとけ、猟をすることが難しくなってきました。
そのた 約束-「無言館」への坂をのぼって-

窪島 誠一郎(作)
アリス館
画家を夢見ていた青年が、戦争でおおぜい亡くなりました。「もっと生きたい、もっと絵の勉強をしたい」と望みながら、戦地にむかった青年たち。かれらの絵がならぶ美術館、「無言館」ができるまでをふりかえります。
そのた 虫はごちそう!

野中 健一(著)
小峰書店
ごちそうとして、栄養源として、昔から世界中で虫を食べてきました。いろいろな土地を訪ね、人々がどのようにして虫を食べているのか調べていくと、さまざまな暮らしや文化、自然とのかかわりが見えてきます。