2023年10月<武将>

<武将>
ドラマや小説で描かれることの多い武将は、日本史でも人気があります。
興味のある方は、図書館で調べてみましょう。
[ ]内の数字は請求記号です。館によって異なる場合があります。
日本史(通史)→[210.1]
日本史(中世)→[210.4]
日本史(近世)→[210.5]
日本人の伝記 →[281]
◆検索のカギとなるキーワードも考えてみましょう。
例:戦国時代、武士、幕府、家臣、系譜、徳川家康(武将の名前)、関ヶ原の戦い(合戦の名前) など
◎キーワードによっては時代小説がたくさんヒットしてしまうので、不要な場合は分類で絞り込むといいでしょう。
関ケ原合戦人名事典

渡邊大門/編
東京堂出版
2021.9
「天下分け目の戦い」と言われた関ケ原合戦。1600年に美濃国(現在の岐阜県)の関ヶ原で行われた戦いを中心に、日本各地でも戦闘が行われていました。この本は、関ケ原合戦に参加した全国の大名、武将を調べることのできる人名事典です。
日本の合戦解剖図鑑

本郷和人/監修
かみゆ歴史編集部/編著
エクスナレッジ
2022.4
○○の乱、○○の戦いなど、歴史上数々の合戦が起こってきました。この本は、古代から幕末期までの主要な合戦について、簡潔に要点をまとめて解説しています。時代の変わり目となることの多い合戦について知ることは、歴史の流れを読み取るのにも参考になるでしょう。
47都道府県・城郭百科

西ケ谷恭弘/著
丸善出版
2022.7
第I部として日本の城郭の特徴や用語、第II部として47都道府県ごとの特色や各城郭についての解説が載っています。
都道府県ごとの特色をみると、その地域の地形・気候に適した形で建てられたことがよくわかります。
図解城の間取り

日本史の謎検証委員会/編
彩図社
2023.5
この本には31の城郭の間取り図が載っています。上記で触れたように、日本の城郭はその地域や目的に適したように建てられていますが、この図解で併せて確認することにより、城郭についての理解がより深まるでしょう。
もっと知りたい刀剣

内藤直子/監修・著
吉原弘道/著
東京美術
2018.10
武将や武士には欠かせない刀剣を美術品として鑑賞する際に参考になります。時代や地域によって違う刀剣の特徴が、多くの図や写真によって詳しく解説されているので刀剣について幅広く調べることができるでしょう。
ゲームをきっかけに刀剣に興味を持っている人にも興味深い本ですよ。
イラストでわかる日本の甲冑

堀新/編
井上泰至/編
文学通信
2023.2
代表的な武将である徳川家康。今年、大河ドラマでも描かれていますが、これまでの家康像とは違うと話題になりました。この本では多くの史料に記録された徳川家康を振り返っていて、その実像を探る興味深い資料です。
◇参考図書
- 『日本人物レファレンス事典 武将篇』
日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 紀伊國屋書店(発売) 2016.2 [S281]
※武将篇以外にも様々な分野ごとに刊行されています。 - 『戦国武将合戦事典』
峰岸純夫/編 片桐昭彦/編 吉川弘文館 2005.3 [S210.4] - 『戦国大名系譜人名事典』(東国編、西国編)
山本大/編 小和田哲男/編 新人物往来社 1985.11 [S281] - 『戦国大名家臣団事典』(東国編、西国編)
山本大/編 小和田哲男/編 新人物往来社 1981.8 [S281] - 『号・別名辞典』(古代・中世・近世編、近代・現代編)
日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 紀伊国屋書店(発売) 2003.5 [S281] - 『日本肖像大事典』(上中下3分冊)
山口昌男/監修 日本図書センター 1997.1 [S281]