No. 43 れいわ 6 ねん 高学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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43 | 令和6年 | 5 冊 | 14 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 43 れいわ 6 ねん
えほん 世界はこんなに美しい ーアンヌとバイクの20,000キロー

エイミー・ノヴェスキー(文)
ジュリー・モースタッド(絵)
横山 和江(訳)
工学図書
「世界じゅうを旅したい。未知の場所へ」そう思ったアンヌ=フランスは、少しの荷物を持ち、バイクにまたがって出発しました。パリを出て、カナダ、日本、インド、アフガニスタン…たくさんの風景や人々に出会いながら世界を一周します。
えほん シッカとマルガレータ ー戦争の国からきたきょうだいー

ウルフ・スタルク(さく)
スティーナ・ヴィルセン(え)
きただい えりこ(やく)
子どもの未来社
戦争がはじまり、シッカはひとりで海のむこうへ渡(わた)りました。お世話になる家には、マルガレータという同じ年ごろの女の子がいました。初めはおたがいに気に入らないと思っていましたが、やがて二人はきょうだいのようになります。
えほん 心をひらいて、音をかんじて ー耳のきこえない打楽器(だがっき)奏者(そうしゃ)エヴェリン・グレニーー

シャノン・ストッカー(文)
デヴォン・ホルズワース(絵)
中野 怜奈(訳)
光村教育図書
音楽が好きなエヴェリンは、10歳(さい)を過ぎたころから耳が聞こえなくなりました。やがて、中学校で打楽器に出合い、空気のふるえを体でかんじて演奏する方法をみつけます。たくさんの可能性を信じて夢をかなえた打楽器奏者のお話です。
よみもの 起業家フェリックスは12歳

アンドリュー・ノリス(著)
千葉 茂樹(訳)
あすなろ書房
フェリックスはいろいろなビジネスを始めては、いつも失敗していました。今回は友達を巻き込んで、カードをオンラインで売り出すと、なんと大ヒット!フェリックスの収入はどんどん増えていきますが…。今度のビジネスは成功するのでしょうか。
よみもの じいちゃんの山小屋

佐和 みずえ(作)
カシワイ(絵)
小峰書店
父さんと大げんかして、四国に住むじいちゃんと暮(く)らすことになった航太。山の家には電気もお風呂もトイレもないけれど、ミツバチの飼育やシイタケ栽培(さいばい)、カブトムシをとって売ったりするうちに、山の生活が楽しくなっていきます。
よみもの パフィン島の灯台守

マイケル・モーパーゴ(作)
ベンジー・デイヴィス(絵)
佐藤 見果夢(やく)
評論社
嵐(あらし)でしずみはじめた船から飛びおりた三十人。大岩にしがみついていると、たった一人で手こぎボートで助けにきたのは、灯台守のベンでした。やがて島をはなれる日、五歳(さい)のアランは、ベンに一まいの船の絵をもらいます。
よみもの ラベンダーとソプラノ

額賀 澪(作)
いつか(絵)
岩崎書店
六年生の真子が所属する合唱クラブは、全国大会の常連です。でも、金賞を取らなければならないプレッシャーで雰囲気(ふんいき)が悪くなり、真子はつらくなってしまいます。そんな時、商店街の合唱団で歌っている朔(はじめ)と出会います。
よみもの エツコさん

昼田 弥子(作)
光用 千春(絵)
アリス館
小学校の元先生だったエツコさんは認知症(にんちしょう)。わすれてしまうことも色々あるけれど、思い出は心の中に残っています。そんなエツコさんと、道や公園などで出会った子どもたちとのちょっと不思議なお話6編です。
よみもの 病院図書館の青と空

令丈 ヒロ子(著)
講談社
空花(そらは)は転校してすぐに入院することになりました。病院に図書館があると知り行ってみると、大好きな本を見つけます。本を開くと、あまいにおいがしてきて、ページの間から見知らぬ女の子に引っぱられてしまいます。
よみもの ダーウィンのドラゴン

リンゼイ・ガルビン(作)
千葉 茂樹(訳)
小学館
ダーウィンの助手の少年シムズは、航海中、嵐(あらし)でボートから投げ出されてしまいます。流れついたのは、ドラゴンが暮らすおそろしい火山島でした。無事生きて帰ることができるのか、シムズの冒険(ぼうけん)がはじまります。
よみもの 金色の約束

松本 聰美(作)
黒須 高嶺(絵)
国土社
光輝(こうき)と智彦(ともひこ)は、あることがきっかけで五年生になった今では口もききません。そんな中、なかよくしていた竹細工店のじいちゃんがなくなり、ふたりに大きなバッグがのこされます。ひさしぶりに会ったふたりが開けてみると…。
かがく 動物たちが教えてくれる海の中のくらし

佐藤 克文(文)
木内 達朗(絵)
福音館書店
ペンギンやアザラシなどの海の動物たちは、海中をどれくらい速く泳ぎ、どれくらい深く潜(もぐ)るのでしょうか。動物に記録計をつけるバイオロギングという方法から明らかになった、動物たちの海の中のくらしをしょうかいします。
かがく バンドゥーラ ー“ジャングルの誇(ほこ)り”とよばれたゾウー

ウィリアム・グリル(作)
佐藤 見果夢(訳)
評論社
昔からミャンマーでは、ゾウとゾウ使いがジャングルから木材を運ぶ仕事をしていました。かれらといっしょに仕事をすることになったイギリス人のウィリアムズは、力強くかしこいゾウ「バンドゥーラ」に出会います。
かがく クジラの進化

水口 博也(文)
小田 隆(絵)
木村 敏之(監修)
講談社
6600万年前、恐竜(きょうりゅう)が姿を消したころ、陸にいたクジラの祖先は、海へ生活の場所を広げました。力強い尾びれの発達、鼻の位置の移動、口の中の変化など、クジラの進化は歴史の中でぐう然を積み重ねたきせきの姿です。
そのた 絵で旅する国境

クドル(文)
ヘラン(絵)
なかやま よしゆき(訳)
文研出版
国境とは、国と国とをわける線のことです。国同士の関係により、道路に線が引いてあるだけのところもあれば、壁(かべ)で閉ざされているところもあります。様々なかたちの国境から、世界の歴史やくらしを知ることができます。
そのた 海よ光れ! ー3・11被災者(ひさいしゃ)を励(はげ)ました学校新聞ー

田沢 五月(文)
国土社
東日本大震災(だいしんさい)で避難所(ひなんじょ)になった岩手県の大沢(おおさわ)小学校。子どもたちは学校新聞「海よ光れ」をつくり続け、自分の言葉で記事を書き、被災の様子や支えてくれた人たちへの感謝を伝えました。
そのた 宇宙食(うちゅうしょく)になったサバ缶(かん)

小坂 康之(著)
別司 芳子(著)
小学館
2020年、国際宇宙ステーションに滞在(たいざい)している野口宇宙飛行士が、高校生の作ったサバ缶をおいしそうに食べる映像が発信されました。高校生たちは、なぜ宇宙食にサバ缶を選び、どのようにして作り上げたのでしょうか。
そのた 黄金の村のゆず物語

麻井 みよこ(著)
ポプラ社
戦後、徳島県木頭村(きとうそん)の村人は貧しいくらしを強いられてきました。ある青年がその様子を見て、村を救うため、自生しているゆずを栽培(さいばい)しようと考えます。当時難しかったゆず栽培に人生をささげた人たちの物語です。