No. 42 れいわ 5 ねん 高学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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42 | 令和5年 | 5 冊 | 13 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 42 れいわ 5 ねん
えほん 子どもの本で平和をつくる ーイエラ・レップマンの目ざしたことー

キャシー・スティンソン(文)
マリー・ラフランス(絵)
さくま ゆみこ(訳)
小学館
戦争が終わった町を、おなかをすかせた姉弟が歩いていると、たてものに人がならんでいました。入ってみるとたくさんの本があり、そこで子どもたちに本をしょうかいしていたのが、イエラ・レップマンという女の人でした。
えほん ぼくは川のように話す

ジョーダン・スコット(文)
シドニー・スミス(絵)
原田 勝(訳)
偕成社
ぼくには、うまくいえない音がある。うまく言葉がでてこないときは、先生にあてられませんように、と思っている。そんなある日、おとうさんは「うまくしゃべれない日もあるさ。」といって、川へつれていってくれたんだ。
えほん 秋

かこ さとし(文・絵)
講談社
ヒガンバナ、赤トンボ、それにリンゴやザクロなどのおいしい果物。わたしは秋が大好きです。だけど一度だけ、そんな秋をきらいになったことがありました。それは、日本とアメリカが戦争をしていたころのことです。
よみもの ぼくたちのスープ運動 ー小さな思いやりが世界を変える!ー

ベン・デイヴィス(作)
渋谷 弘子(訳)
評論社
病気の治療(ちりょう)で新しい町に引っ越(こ)してきたジョーダン。ある日、ママが持たせてくれたスープをホームレスにあげます。大切な人と、「だれかにいいことをする」と約束したジョーダンの行いは、どんどん広がっていきます。
よみもの わたしのアメリカンドリーム

ケリー・ヤン(作)
田中 奈津子(訳)
講談社
10歳(さい)のミアは、中国からアメリカにやってきました。楽しい日々を夢見ていましたが、貧しい生活や人種差別を目(ま)の当たりにしました。両親が働くモーテル(小さな宿)の仕事を手伝いながら、ミアは問題に立ち向かいます。
よみもの ふたりのえびす

髙森 美由紀(作)
フレーベル館
おちゃらけキャラを演じている五年生の太一。町内会で八戸(はちのへ)の郷土(きょうど)芸能「えんぶり」の「えびす舞(まい)」をおどることに…。自分とは正反対の美形で物静かな優希(ゆうき)がパートナーになり、とまどいます。
よみもの リメイク!

あさだ りん(作)
いつか(絵)
フレーベル館
小学六年生の由希(ゆき)は、手芸クラブのクラブ長になりました。しっかりやろうと努力しますが、なかなかうまくいきません。副クラブ長の莉奈(りな)や書記長のひかる、家族との関係もぎくしゃくする中、バザーの品物作りが始まってしまいます。
よみもの 飛べないハトを見つけた日から

クリス・ダレーシー(作)
相良 倫子(訳)
東郷 なりさ(絵)
徳間書店
十二歳(さい)のダリルは、ケガをしたレースバトを拾いました。近所でハトを飼育するダッキンズさんに相談すると、飛べないハトには価値(かち)がないと言われます。自分で飼うことを決意したダリルに、次々と問題が立ちはだかります。
よみもの 天(てん)の台所

落合 由佳(著)
講談社
六年生の天の家は、ばあちゃんが亡くなって、ご飯を作る人がいません。おなかがいっぱいになればそれでいいという毎日。ある日、いいにおいにつられて、近所の口うるさいがみババの家をのぞいていると、みつかってしまいます。
よみもの 屋根に上(のぼ)る

かみや としこ(作)
かわい ちひろ(絵)
学研プラス
中学生になったばかりの晧(こう)は、家の屋根に上り、空をながめて過ごす時間が好き。ある日、おじいさんの弟子だった大工の村田さんに出会います。村田さんの家に行くと、小学校で同級生だった一樹(いつき)の姿がありました。
よみもの コカチン ー草原の姫(ひめ)、海原をゆくー

佐和 みずえ(作)
トミイ マサコ(絵)
静山社
モンゴル帝国(ていこく)を治めるフビライ・ハンの子、コカチン姫は、遠い国に住む王のもとに嫁(とつ)ぐことになりました。マルコ・ポーロと船で旅立ちますが、旅路は危険(きけん)がいっぱい。勇気ある姫がかつやくする旅物語です。
よみもの 火星のライオン

ジェニファー・L・ホルム(作)
もりうち すみこ(訳)
ほるぷ出版
地球から火星に入植した国のひとつ、アメリカ入植地には、他国と接触(せっしょく)してはいけないきまりがありました。ところが、大人たち全員が謎(なぞ)の病気になり、ベルたちは、他の国の助けを求めに行くことになったのです。
かがく 自然を再生させたイエローストーンのオオカミたち

キャサリン・バー(文)
ジェニ・デズモンド(絵)
永峯 涼(訳)
幸島 司郎(監修)
植田 彩容子(監修)
化学同人
アメリカのイエローストーンではオオカミが姿(すがた)を消しました。そのため、エルクが増えて草を食べつくし、生態系(けい)がくずれました。科学者たちは、カナダからオオカミを連れてきて放し、自然を再生しようと試みます。
かがく カワネズミを見てみたい! ー水にもぐる銀色の小動物の研究ー

森本 祈恵(著)小林 朋道(著)
くもん出版
モグラの仲間なのに、銀色に光りながら水中を泳ぐカワネズミ。このふしぎな動物のとりこになった大学生の森本さんは、教授の小林先生といろいろな話をしながら、カワネズミを研究していきます。どんな発見があるのでしょうか。
かがく 山の上に貝がらがあるのはなぜ? ーはじめての地質(ちしつ)学ー

アレックス・ノゲス(文)
ミレン・アシアイン=ロラ(絵)
宇野 和美(訳)
岩崎書店
ハイキングにやってきた岩山の上で、カキの貝がらの化石をたくさん見つけました。海の生きものであるカキの化石が山の上にあるのはなぜでしょう?カキを通して大地の変化や、地球の歴史をさぐります。
そのた 和ろうそくは、つなぐ

大西 暢夫(著)
アリス館
職人が一本一本手作りで作る和ろうそく。ろうそく作りに使われた材料は、その後、別の職人によってちがう使われ方をしていきます。材料を捨(す)てることなく、つなげていくモノづくりの様子を、写真で追いかけます。
そのた 「オードリー・タン」の誕生(たんじょう) ーだれも取り残さない台湾(たいわん)の天才IT相(しょう)ー

石崎 洋司(著)
講談社
新型コロナウイルスが流行りだした時、素早い対応で台湾のマスク不足を防いだ人がいます。それは、IT大臣のオードリー・タンです。「みんなの問題をみんなで解決する社会」を目指すオードリーは、どんな人生を歩んできたのでしょうか。
そのた 天の蚕(かいこ)が夢をつむぐ ー大島紬(つむぎ)ものがたりー

谷本 雄治(著)
フレーベル館
奄美(あまみ)大島で育った蚕の糸を使い、百パーセント奄美大島産の大島紬を作る。そんな夢を持ち、動き出した人がいます。長い歴史をもつ大島紬を守り、新たな取り組みにも挑戦(ちょうせん)する、職人たちの記録です。