No. 40 れいわ 3 ねん 中学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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40 | 令和3年 | 5 冊 | 13 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 40 れいわ 3 ねん
えほん ねえさんの青いヒジャブ
イブティハージ・ムハンマド&S・K・アリ(文)
ハテム・アリ(絵)
野坂 悦子(訳)
BL出版
ヒジャブとは、イスラム教の女の人がかみの毛をおおうための布(ぬの)のこと。ファイザーのねえさんは、新学期にはじめて学校へヒジャブをつけて行きました。そのすがたは、まるでプリンセス。でも、いじわるなことばも聞こえてきて心配になります。
えほん 空とぶ船とゆかいななかま ―ウクライナのむかしばなし―

バレリー・ゴルバチョフ(再話・絵)
こだま ともこ(訳)
光村教育図書
「空とぶ船にのって、しろまできたものを王女とけっこんさせてやろう」と、ある国の王さまがおふれをだしました。村の人から「世界一のまぬけ」とよばれていたわかものは、それをきいて空とぶ船をさがすたびにでます。
えほん ライオンとタカとアリになった男の子 ―ノルウェーのむかしばなし―

菱木 晃子(文)
MARUU(絵)
BL出版
むかし、ふかい山の中にすんでいた男の子が、広いせかいへでようとおもいました。山をおりていくと、ライオンとタカとアリがもめています。男の子はもめごとをかいけつし、おれいにライオンやタカやアリに変身(へんしん)できる力をもらいました。
えほん 自転車がほしい!

マリベス・ボルツ(文)
ノア・Z・ジョーンズ(絵)
尾高 薫(訳)
光村教育図書
「みんなは自転車をもってるのにさ……」と、ともだちがうらやましいルーベン。だけど、お金がなくて買えません。ある日、スーパーでお客さんが1ドルさつを落としたのを見て、ルーベンはさっとお金をひろい、ポケットに入れてしまいます。
よみもの セイギのミカタ

佐藤 まどか(作)
イシヤマ アズサ(絵)
フレーベル館
四年生の守は、はずかしいと顔がまっかになることがなやみです。クラスメイトにからかわれることもいやでしたが、正義感(せいぎかん)が強い周一(しゅういち)が止めに入ってよけいに目立ってしまうことも、めいわくに感じていました。
よみもの ぼくたちのだんご山会議(かいぎ)

おおぎやなぎ ちか(作)
佐藤 真紀子(絵)
汐文社
小学四年生の樹(いつき)の住む町にある「だんご山」に、テーマパークの建設(けんせつ)計画が立ち上がります。ところが、樹のおじいちゃんは自然(しぜん)を守りたいと反対の様子。クラスの中でも色々な意見がとびかいます。
よみもの 山のうらがわの冒険(ぼうけん)

みお ちづる(作)
広瀬 弦(絵)
あかね書房
大樹(ひろき)は小学四年生。山の中のおばあちゃんの家で、夏休みをすごすことになりました。山のうらがわにいるという「ヤマビト」の話を聞いた次の日、カラスにぼうしを取られて追いかけると、ふしぎな場所にまよいこんでしまいます。
よみもの しずくの首飾(くびかざ)り

ジョーン・エイキン(作)
猪熊 葉子(訳)
岩波書店
お父さんが北風をたすけたお礼に、銀のくさりに雨つぶがついた首飾りをもらったローラ。北風は毎年ローラの誕生日(たんじょうび)に、ふしぎな力をもつ雨つぶを1つふやしてくれました。ところが、学校でその首飾りをぬすまれてしまいます。
よみもの 魔法(まほう)のたいこと金の針(はり)

茂市 久美子(作)
こみね ゆら(画)
あかね書房
町はずれに小さな仕立て屋さんがありました。今はやってくる人は少なく、お直しのお客さんばかりです。ある夜、鬼(おに)の子が、あなのあいたたいこをなおしてほしいとやってきました。仕立て屋さんはおどろきますが、ひきうけることにします。
よみもの ねこと王さま

ニック・シャラット(作・絵)
市田 泉(訳)
徳間書店
王さまはなかよしのねこと、おしろでくらしていました。ある日、ドラゴンがおしろをもやしてしまったので、ふたりは町の家にひっこします。「王さまのしごと」しかしたことがない王さまは、ねこにたすけられて、いろいろなことをおぼえていきます。
よみもの おひめさまになったワニ

ローラ・エイミー・シュリッツ(さく)
ブライアン・フロッカ(え)
中野 怜奈(やく)
福音館書店
コーラひめは、りっぱな女王になるためのべんきょうや体力づくりのまいにちにうんざり。ペットをかうことさえ、ゆるしてもらえません。そこで、たすけをもとめて妖精(ようせい)に手紙を書くと、ワニがやってきてひめと入れかわってくれました。
かがく しまふくろうの森

前川 貴行(写真・文)
あかね書房
しまふくろうは、北海道の森に生息しています。都市開発で森がへり、今では絶滅寸前(ぜつめつすんぜん)になってしまいました。残(のこ)された自然(しぜん)の中でくらすしまふくろうのすがたを、はく力のある写真でしょうかいします。
かがく わたしたちのカメムシずかん ―やっかいものが宝(たから)ものになった話―

鈴木 海花(文)
はた こうしろう(絵)
福音館書店
岩手県のある小学校で、春の掃除(そうじ)の時間に、はき集められたカメムシ。よく見てみると、いろいろな種類(しゅるい)がいました。臭(くさ)くてやっかいなカメムシでしたが、みんなでしらべてみると、だんだんきょうみがわいてきて…。
かがく 巣箱(すばこ)のなかで

鈴木 まもる(作・絵)
あかね書房
シジュウカラは、木のあなのなかの巣で卵(たまご)を生んで育てます。巣のなかの様子は、なかなかのぞけないので、作者はなかをのぞける巣箱を作ってみました。ヒナがかえって、とび立つ日まで20日間。どんな子育てをしているのでしょうか。
かがく うちにカブトガニがやってきた!? ―生きている化石とすごした1年と2か月―

石井 里津子(文)
松本 麻希(絵)
学研プラス
「生きている化石」といわれるカブトガニは、2億(おく)年前からすがたをかえていない生きものです。小学3年生のハツの一家は、山口県で行われた観察(かんさつ)会をきっかけに、カブトガニを卵(たまご)からふ化させることにします。
そのた お蚕(かいこ)さんから糸と綿(わた)と

大西 暢夫(著)
アリス館
西村さんが育てるお蚕さんは1万頭以上。1日3回たくさんの桑(くわ)の葉を食べ、やがて繭(まゆ)になります。その繭から生糸(きいと)や真綿(まわた)を作るのです。しかし、それはお蚕さんの命をいただくことでもありました。
そのた はじまりはたき火 ―火とくらしてきたわたしたち―

まつむら ゆりこ(作)
小林 マキ(絵)
福音館書店
あたたかく、明るい火。人は大昔から火とともにくらし、火の熱(ねつ)と光の力を利用(りよう)して、ゆたかなくらしを作ってきました。やがて、蒸気機関(じょうききかん)を発明し、火の力でものを動かす仕組みをつぎつぎに考えだします。
そのた ぼくらしく、おどる ―義足(ぎそく)ダンサー大前光市、夢(ゆめ)への挑戦(ちょうせん)―

大前 光市(著)
今井 ヨージ(絵)
学研プラス
ダンサーの大前さんは二十四歳(さい)で交通事故(じこ)にあい、左足のひざ下をなくしました。それでも夢をあきらめずにどりょくをつづけ、自分にしかできないダンスをつくりあげます。世界を舞台(ぶたい)に大前さんはおどりつづけます。