No. 34 へいせい 27 ねん 中学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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34 | 平成27年 | 6 冊 | 12 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 19 冊 |
No. 34 へいせい 27 ねん
えほん つなみ てんでんこ はしれ、上へ!

指田 和(文)
伊藤 秀男(絵)
ポプラ社
東北地方の海ぞいは、むかしからときどき、じしんによるつなみのひがいをうけてきた。「つなみ、てんでんこ」とは、それぞれがにげて、じぶんのいのちをまもれという意味。2011年3月11日、ぼくたちはひっしで上へはしった。
えほん 犬になった王子 チベットの民話

君島 久子(文)
後藤 仁(絵)
岩波書店
チベットのプラ国のアチョ王子は、こくもつのタネをもとめて山の神に会いにいきます。ところが、タネをもっているのはおそろしい蛇(へび)王でした。王子は蛇王のほら穴で大麦のタネを手に入れますが、金色の犬にすがたをかえられてしまいます。
えほん ネコがすきな船長のおはなし

インガ・ムーア(作・絵)
たが きょうこ(訳)
徳間書店
ネコがだいすきなネコ船長。船員よりもネコが多い船に乗っています。ある日あらしにあい、ネコがいない、うつくしい島にたどり着きました。その島の女王に、ネコとたからものをとりかえてほしいと言われた船長は……。
えほん かしこいウサギと はずかしがりやの大きな鳥

パスカル・マレ(文)
デルフィーヌ・ジャコ(絵)
平岡 敦(訳)
徳間書店
むかしむかし、やさしい陸のライオン王は、らんぼうものの海のドラゴン王とけっとうすることになりました。ライオン王をたすけるために、けらいの金いろのウサギは、ドラゴン王をおいはらう、ある作戦を考えます。
えほん あたしって、しあわせ!

ローセ・ラーゲルクランツ(作)
エヴァ・エリクソン(絵)
菱木 晃子(訳)
岩波書店
1年生の女の子ドゥンネは、親友のエッラとまいにちたのしくすごしていました。ある日、エッラが遠くにひっこしてしまい、いつも泣いてばかり……。それでも小さなしあわせを、ひとつひとつ見つけていきます。
よみもの あの日とおなじ空

安田 夏菜(作)
藤本 四郎(絵)
文研出版
小学三年生のダイキは、夏休みに沖縄(おきなわ)のひいおばあちゃんのところに遊びに行きました。ひいおばあちゃんは、笑顔でむかえてくれました。ところが、ある日ダイキが戦争のことを聞くと、その笑顔は急に消えてしまいます。
よみもの クモばんばと ぎんのくつした

仁科 幸子(作)
偕成社
なめくじぼうやのニュッルは「きもちわるい」といわれ、いつもひとりぼっちでした。ある朝、ニュッルは原っぱでクモのおばあさんと出会い、色とりどりのあみものを売る「クモばんばの店」でお手伝いをはじめます。
よみもの ゾウがとおる村

ニコラ・デイビス(文)
もりうち すみこ(訳)
さ・え・ら書房
ウィレンの住む村は、ゾウの通り道にあるので、家をおされたり、畑に入られたりして困っていました。そんな時、森を開発したいという話が持ち上がります。はたして、ゾウと人間がともに生きていくことはできるのでしょうか。
よみもの タネオがきた

すとう あさえ(作)
福田 岩緒(絵)
文研出版
熊本(くまもと)から東京に転校してきたタミオは、種が好きなのでタネオとよばれています。入院中のひいじいが元気になるには、ひいじいが大切にしていた大クヌギの実から、いっぱい芽が出ることだとタミオは考えます。
よみもの メリサンド姫 むてきの算数

E.ネズビット(作)
灰島 かり(訳)
高桑 幸次(絵)
小峰書店
ある国にメリサンドという名のかわいらしい姫(ひめ)が生まれますが、ようせいにのろいをかけられ、つるつるのはげ頭に!魔法(まほう)の小箱のおかげで髪(かみ)ははえてきたのですが、今度は切るたびに倍の速さでのび続けます。
よみもの がむしゃら落語

赤羽 じゅんこ(作)
きむら よしお(画)
福音館書店
「田んぼトリオ」のいんぼうで「特技(とくぎ)発表会」に落語を演じることになった雄馬(ゆうま)。若手落語家の笑八(しょうはち)に弟子入りしたけど、なんだかたよりになりません。はたして発表会までに間に合うのでしょうか。
よみもの ただいま!マラング村 タンザニアの男の子のお話

ハンナ・ショット(作)
佐々木 田鶴子(訳)
齊藤 木綿子(絵)
徳間書店
タンザニアに住むツソは、おにいちゃんとおばさんの家でくらしています。食べ物は少ししかもらえず、つらい日々をすごしていました。ある夜、二人は家をにげだして町へむかいます。ところが、ツソはおにいちゃんとはぐれてしまいます。
よみもの かあちゃん取扱説明書

いとう みく(作)
佐藤 真紀子(絵)
童心社
とうちゃんよりおっかなくて、いつもぼくをガミガミおこるかあちゃん。でも、ほめるときげんが良くなるんだ。あつかい方しだいでおこられなくなることに気づいたぼくは、さっそくかあちゃん取扱(とりあつかい)説明書を作ることにした。
かがく 石の卵

山田 英春(文・写真)
福音館書店
「ドラゴンの卵(たまご)」とよばれる石を知っていますか? そとがわは、ただの石に見えますが、二つに切ると中からあざやかな色のもようがあらわれます。一つとして同じもようがない石の卵は、どのように生まれてきたのでしょうか。
かがく ヒートアイランドの虫たち

藤原 幸一(写真・文)
あかね書房
地球の温暖化(おんだんか)や都会の気温があがるヒートアイランド現象(げんしょう)によって、昆虫(こんちゅう)や植物の生活に大きな変化がおきています。都会でたくましく生きる虫たちのすがたを写真でしょうかいしています。
かがく ドライアイスであそぼう

板倉 聖宣・藤沢 千之(著)
丹下 京子(絵)
仮説社
白い氷のような不思議な物体、ドライアイス。なにで出来ているのかな?水に入れるとどうなるのかな?とけた気体は、どうやってつかまえるのかな?かんたんにできる楽しい実験で、ドライアイスのいろいろなひみつをさぐってみよう。
そのた 江戸のお店屋さん

藤川 智子(作)
ほるぷ出版
薬種屋(やくしゅや)、地本問屋(じほんとんや)、唐物屋(からものや)など、江戸時代のお店では、どんなものが売られていたのでしょう?お店の中の様子や品物などが、イラストでくわしくしょうかいされています。
そのた 草と木で包む

U.G.サトー(文と絵)
後藤 九・酒井 道一(写真)
福音館書店
笹の葉でくるんだ笹団子(ささだんご)や、竹の皮で包んだおにぎりを見たことがありますか。日本人は自然にあるもので食べ物を包み、保存(ほぞん)してきました。自然にかえる植物を使う、昔からの知恵(ちえ)を見てみましょう。