No. 29 へいせい 22 ねん 高学年むけ
No. | 発行年 | あかちゃんむけ | ようじむけ | 低学年むけ | 中学年むけ | 高学年むけ |
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29 | 平成22年 | 7 冊 | 11 冊 | 19 冊 | 19 冊 | 18 冊 |
No. 29 へいせい 22 ねん
えほん 大きな木のような人

いせ ひでこ(作)
講談社
さえらは、パリの植物園を毎日訪れ、花や木をスケッチします。250年も生きているプラタナスの木や、植物学者との深い交流を、美しい絵と言葉で描いた絵本です。
えほん ヘンリー・ブラウンの誕生日

エレン・レヴァイン(作)
カディール・ネルソン(絵)
鈴木出版
1800年代なかごろのアメリカには、400万人の奴隷がいました。ヘンリー・ブラウンも奴隷でした。結婚して家族もできましたが、ある日突然、妻と子は売られてしまい、二度と会うことはできません。彼は自由を求めて行動します。
えほん あかいセミ

福田 岩緒(作)
文研出版
ノートを買いにいったのに、けしゴムをぬすんでしまったぼく。それからは妹とのやくそくをやぶったり、セミのはねをむしったりと悪い行いをかさねてしまいます。その晩、ゆめの中に出てきたあかいセミには、はねがなくて…。
えほん 願いごとのえほん

ローズアン・ソング(文)
エリサ・クレヴェン(絵)
あすなろ書房
日本では七夕のたんざくに願いごとを書きますが、イタチやクジャクの羽に願いを託したり、抜けたまつげをおまじないに使う国もあります。世界15ヵ国の伝統行事や風習も学べる楽しい絵本です。
よみもの ビーバー族のしるし

エリザベス・ジョージ・スピア(著)
あすなろ書房
250年前、開拓時代のアメリカ。マットは、お父さんと森の中に丸太小屋を建てました。残してきた家族を迎えにお父さんが旅立って、マットは一人小屋を守ることになりました。心細いなか、ある日ビーバー族の少年と出会い、友情が生まれます。
よみもの ぼくがバイオリンを弾く理由(わけ)

西村 すぐり(作)
ポプラ社
コンクールの本選に進めなかったカイト。審査員受けする派手な演奏に疑問を持ち、バイオリンをやめてしまいます。故郷に帰り、ある曲と出会ったカイトは、周囲の人とのふれあいを通してバイオリンを弾く楽しさを見つけていきます。
よみもの ルール!
シンシア・ロード(作)
主婦の友社
12才の少女キャサリンには自閉症の弟がいます。自閉症の弟を持つ悩みや、別の障害を持つ男の子との会話カードを通して生まれた友情など、様々な人々との関わりの中から「自分」に気付いていくすがすがしい物語。
よみもの ドリーム・ギバー-夢紡ぐ精霊たち-

ロイス・ローリー(作)
金の星社
記憶のかけらを集め、幸せな夢にして人間に授けるドリーム・ギバー。親から虐待され心を閉ざした少年に、闇の世界が目をつけ、悪夢を送ります。新米ドリーム・ギバーのリトレストは少年を救えるでしょうか?
よみもの ベルおばさんが消えた朝

ルース・ホワイト(作)
徳間書店
お父さんを亡くした美少女ジプシーと、行方不明になったベルおばさんの息子の賢い少年ウッドロー。いとこ同士の2人は交流を通して、本当のことに気付いていきます。
よみもの チャンプ-風になって走れ!-

マーシャ・ソーントン・ジョーンズ(作)
あかね書房
スポーツが苦手なライリーは、彼に期待を寄せる父との関係に悩んでいました。交通事故で前足を1本失ったボーダーコリー犬、チャンプとの出会いが、ライリーの毎日や周りの人々との関係を変えていきます。
かがく カワセミ-青い鳥見つけた-

嶋田 忠(文・写真)
新日本出版社
「青い宝石」といわれるカワセミ。日本中の川や湖などにすんでいる、とてもきれいな鳥です。魚とりの名人で、水に飛び込んでから魚をつかまえるまで、1秒もかかりません。魚とりの瞬間を、写真で見てみましょう。
かがく おどろきのクモの世界

新海 栄一・新海 明(著)
誠文堂新光社
クモが空中を飛んでいるところ、見たことある?網をはらないクモがいるの、知ってる?この本ではたくさんの種類のクモを、あざやかな写真と詳しい解説で紹介しています。
かがく だまされる目 錯視のマジック

竹内 龍人(監修・解説)
誠文堂新光社
絵が止まっているのに動いて見えたり、大きさや色が実際と違って見えるのは、目の錯覚が脳によって引き起こされるからです。だまし絵や不思議な模様を見ているうちに、錯視(さくし)のマジックが解き明かされていきます。
かがく 森の写真動物記 6 樹洞

宮崎 学(著)
偕成社
森の生き物たちがねぐらや子育ての場としてつかっている穴があります。木にあいた穴の場合は「樹洞(じゅどう)」とよばれます。森の樹洞にはどんな生き物たちがくらしているのでしょうか。
そのた あなたの声がききたい

岸川 悦子(文)
佼成出版社
加奈子の両親は耳がきこえません。理髪店をいとなみ懸命に育ててくれた両親に、反発と感謝の気持ちを抱きながらも成長し、手話のできる看護師になるまでを描いた、本当にあったお話です。
そのた 世界を動かした 塩の物語

マーク・カーランスキー(作)
BL出版
今はどこの家にもある塩。しかし昔は、この塩を手に入れるために、戦いや危険をおかしてでも採掘してきた貴重なものでした。世界の歴史を動かしてきた塩にまつわる話や、塩の重要な役割がわかります。
そのた おじいちゃんは水のにおいがした

今森 光彦(著)
偕成社
三五郎さんは、琵琶湖のほとりに住む漁師さんです。大正時代に作られた舟を大切に使い、昔ながらのしかけで魚をとっています。自然と調和し、琵琶湖の風景の一部になったようなくらしぶりを描いた、美しい写真絵本。