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東京2020:調べてみました!

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調べてみました!
このページでは、より深くオリンピック・パラリンピックのことを知ってもらえるような記事をお届けしてきました。東京2020オリンピック・パラリンピックの雰囲気が伝わったら嬉しいです。
このページは、東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーとして残します。

「東京2020オリンピック聖火リレーの練馬区ルートを散策」

  東京2020オリンピック聖火リレーコースが公表されました。そこで、今回は聖火リレーについてご紹介します。練馬区の聖火リレーコースも辿ってきましたので、そのコース風景もお楽しみください。

 

聖火

  オリンピックの「聖火」は、古代オリンピック発祥の地でもあるギリシャ・オリンピアのヘラ神殿前において太陽光を集めて採火した火のことです。大会期間中、聖火は会場を灯し続けます。聖火が消されるのはオリンピックの閉会式で、次のオリンピックでまた採火されます。大会会場に初めて聖火が灯されたのは、1928年のアムステルダム1928大会のことでした。

聖火リレー

  「聖火リレー」はオリンピアで採火された聖火を、国境を越えて多くの人々が協力して大会会場へと運ぶ行事のことです。松明の役割を果たす「トーチ」に聖火を移しながら、多くの「聖火ランナー」が開催地へと聖火を運びます。聖火リレーは、1936年のベルリン1936大会から行われています。

 

    出典

      『話したくなるオリンピックの歴史』  コンデックス情報研究所/編  清水書院

      『オリンピック・パラリンピックまるごと大百科』真田久/監修  学研プラス

      『オリンピック大事典』  和田浩一/監修  金の星社

 

東京2020オリンピック聖火リレーコース

東京2020オリンピック聖火リレーコースの図

  東京2020オリンピック聖火リレーは、121日間をかけて47都道府県を巡ります。令和2年3月26日に福島県をスタートする聖火リレーは東日本大震災から10年を経過した東北各県をまわり、日本全国を経た後に開催地東京へと繋げられます。東京都内では7月10日から聖火リレーがスタートし、7月24日に東京都庁前へと到着します。

  東京2020オリンピック聖火リレーコースは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の公式ホームページ(https://tokyo2020.org/jp/)に掲載されていますので、詳しくは大会組織委員会のホームページをご覧ください。

 

練馬区の聖火リレーコース

練馬区の聖火リレーコースの図

  練馬区内の聖火リレーは令和2年7月18日(土曜日)に実施されます。聖火リレーは石神井公園駅西口をスタートし、練馬総合運動場公園をゴールとするルート(図中の赤いライン)となっています。

  令和元年12月25日に練馬区の聖火リレールートを散策してきましたので、そのコース風景をご紹介します。

 
 

  (1)石神井公園西口~谷原交差点

  聖火リレーのスタート地点は石神井公園西口近くの富士街道です。スタート地点から西武池袋線の高架下を抜けて富士街道沿いに進みます。富士街道は直線コースで、聖火リレーを応援しやすい環境となっています。富士街道を直進し、光和小学校交差点等を経由して谷原交差点を目指します。富士街道にかかる谷原交差点の歩道橋は遠くからでも良い目標となります。

石神井公園西口~谷原交差点の写真集
聖火リレースタート地点:石神井公園駅西口の写真
西武池袋西口高架の写真
富士街道の直線コースの写真
光和小学校入口の交差点の写真
谷原交差点の歩道橋の写真
 

  (2)谷原交差点~練馬区役所

  谷原交差点の歩道橋をくぐり、富士街道から目白通りへと入ります。次は目白通り沿いに練馬区役所を目指します。目白通りの沿道には、練馬区立総合体育館やべじふるセンター練馬など目印となる建物がたくさんあります。また、「さかいはし」近くから練馬中央陸橋付近までは石神井川と並走します。練馬中央陸橋を抜け、貫井歩道橋を過ぎると間もなく西武池袋線の高架が見えてきます。この高架を超えると練馬区役所ももう近くです。

谷原交差点~練馬区役所の写真集
富士街道から目白通りへの写真1
富士街道から目白通りへの写真2
練馬区立総合体育館付近の写真
べじふるセンター練馬付近の写真
さかいはし付近の石神井川の写真
練馬中央陸橋付近の写真
貫井歩道橋付近の写真
練馬駅近くの西武池袋線高架の写真
練馬区役所付近の写真
 

  (3)練馬区役所~練馬総合運動場公園

  練馬区役所の前を抜け、目白通りからマロニエ通りへと左折します。マロニエ通りに入ると聖火リレーのルートは西武池袋線練馬駅へと進んでいきます。練馬駅西口の高架下をくぐり、平成つつじ公園の前を通ります。この辺りは並木道が続いており、聖火リレー当日には美しい緑が聖火ランナーを迎えることになりそうです。マロニエ通り沿いには南町小学校や開進第二中学校が立ち並び、沿道に集まって応援する児童・生徒の姿が目に浮かぶようです。開進第二中学校を過ぎ、練馬地域包括支援センターの前を抜けると練馬総合運動場公園が見えてきます。練馬総合運動場公園の広いグラウンドが聖火リレーのゴール地点となります。

練馬区役所~練馬総合運動場公園の写真集
練馬区役所の写真
目白通りからマロニエ通りへの写真
練馬区西口の高架の写真
練馬区立平成つつじ公園の写真
平成つつじ公園前の並木道の写真
練馬区立南小学校の写真
練馬区立開進第二中学校の写真
練馬地区包括支援センターの写真
練馬区立練馬総合運動公園の写真
ゴール地点:練馬総合運動公園グラウンドの写真
 
 

  石神井公園駅をスタートし、谷原交差点、練馬区役所等を経由する聖火リレーのコースはアップダウンの少ない走りやすいルートとなっていました。ゆっくり歩いても3時間ほどのコースです。お散歩を兼ねて聖火リレーのコースを散策してみてはいかがでしょうか。

  また、7月18日の聖火リレー当日の夕方にはゴール地点の練馬総合運動場公園において、聖火の到着を祝う「セレブレーション」というイベントも予定されています。セレブレーションの詳細は練馬区のホームページをご参照ください。

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kankomoyoshi/sports/tokyo2020/seikarire.html

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    コンデックス情報研究所/編著 清水書院 2018年
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    真田久/監修 学研プラス 2017年
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    オリンピック大事典
    和田浩一/監修 金の星舎 2017年

掲載日 令和2年3月1日 更新日 令和7年1月9日