中学生のあなたにおくるブックリスト/2014年7月(No. 18)
2014年7月(No. 18)「いろいろな仕事その2 つくる・育てる」
青い鳥文庫ができるまで

青い鳥文庫ができるまで
岩貞るみこ(著)
講談社
『若女将は小学生』や『黒魔女さんが通る!』などでお馴染みの青い鳥文庫。この本では、青い鳥文庫の新作が出版されるまでを物語として描いています。一冊の本を出版するため、作家や編集者、校閲、イラストレーターたちが奮闘します。
アニメが世界をつなぐ

鈴木伸一(著)
岩波書店
アニメーターとして第一線で活躍し、杉並アニメーションミュージアムの館長である著者が、自身の人生やアニメの今までと、これからを語ります。アニメが映る基本的な仕組みや、アニメスタジオの運営についても書かれています。
境界をこえる

安藤忠雄(著)
講談社
中学時代の出会いをきっかけに建築に興味を持ち、独学で建築家となった著者。これから社会に出ていく若い人へのメッセージを織り交ぜて、自身の半生を語ります。自身の設計した建物の図面や、影響を受けた建築の写真も載っています。
建築の仕事につきたい!

広瀬みずき(著)
中経出版
建築はチームワーク。依頼者、建築士、職人、様々な人達が関わって生みだし、育てていきます。心で「なんかいい!」と感じるものをつくりたいという信念のもとに取り組む、建築士・広瀬さんの仕事を紹介します。
午後からはワニ日和

似鳥 鶏(著)
文藝春秋
楓が丘動物園で、ワニが盗まれました。何のためにどうやってワニを連れ去ったのでしょうか?第一発見者の飼育員の僕(桃)は、動物園の仲間たちと犯人さがしをはじめます。動物園の飼育員の仕事や日常が見えてくる物語です。
動物園・水族館で働く人たち

高岡昌江(著)
ぺりかん社
皆さんが一度は行ったことのある動物園や水族館。そこで働く様々な人の仕事が紹介されています。飼育員やトレーナーの仕事はもちろん広報や販売の仕事も、実はいきものと深く関わっていることが分かります。
農業者になるには

佐藤亮子(編著)
ぺりかん社
私たちの食生活を支えている農業。農業を取り巻く環境は変化し、景気や国際政治までが関わってくるようになりました。自ら農業を始めた方々の体験記から、これからの農業の姿や、作り育てる苦労と喜びが伝わってくる一冊です。
パンダ飼育係

阿部展子(著)
角川書店
小さい頃からパンダが大好きだった著者。高校3年生の時にパンダを仕事にしようと決め、多くのパンダに関わる仕事の中から飼育員の道を選びました。好きなことを貫き通し職業とした著者の奮闘ぶりを書いたエッセイです。
パン屋さん・パティシエ・レストランのシェフ

ポプラ社
パン屋さん・パティシエ・レストランのシェフを中心に食べものをつくる仕事について紹介されています。たくさんの写真とともに働く人へのインタビューや仕事内容、1日のスケジュールを追っています。
ヒット商品研究所へようこそ!

こうやまのりお(著)
講談社
みなさんがよく知っている「ガリガリ君」「瞬足」、「青い鳥文庫」。これらが生み出されるまでには、どのような過程があったのでしょうか。人気者を生み出す現場には、つくる人の熱い想いや夢、願いがあります。
ミツバチとともに 養蜂家角田公次

大西暢夫(写真)
農文協(編)
農山漁村文化協会
「蜂飼いは、耳で花をみるんだ。」養蜂家の角田さんは、羽音で蜂たちの様子や花が蜜をたくさん吹いているかがわかると言います。蜂の世話をし、花を咲かせる蜜源植物を育てる養蜂家の一年を紹介します。
林業少年

堀米薫(著)
新日本出版社
小学5年生の喜樹は、代々続く林業を営む家に生まれ跡継ぎを期待されていました。ある日、姉の楓と喜樹は祖父と共に百年杉伐採に挑みます。伐採の醍醐味や百年杉に魅了されたふたり。家業に対する気持ちが変化しはじめました。