中学生のあなたにおくるブックリスト/2013年10月(No. 15)
2013年10月(No. 15)「働く・仕事の基本とは?」
きらり10代!ワークメッセージ

NHK「GOOD JOB!プロジェクト」(編)
NHKラジオ「きらり10代!」制作班 (編)
旬報社
俳優・医師・写真家など、職業の異なる8人のプロフェッショナルが、自らの歩んできた道と仕事について語ります。育った時代や状況は違いますが、仕事に対する考え方や姿勢に共通する点があります。仕事選びのきっかけになる一冊です。
高校生レストラン、行列の理由。

村林新吾(著)
伊勢新聞社
小さな町の県立高校が、レストランをオープンさせます。調理師を目指し生徒が日々悩みながら料理人へと成長していく姿。それを厳しくも温かく支える顧問の先生。調理クラブ顧問の熱血指導とそれに応える生徒の実話です。
国語算数理科しごと-子どもと話そう「働くことの意味と価値」-

岩谷誠治(著)
日本経済新聞出版社
「働くってどういうこと?皆好きなことを仕事にできるの?」娘の質問に、父が「仕事とは約束を守ること。約束を守れば好きなことができる」と話します。その約束を守るために必要なことを、図や具体的な例を使って説明しています。
子どもにかかわる仕事

汐見稔幸(編)
岩波書店
子どもにかかわる仕事をする13人の人たちが、その仕事を選んだ理由や悩み、やりがいなどについて語ります。いろいろな職業を知ることができ、先輩たちからアドバイスをもらうように読むことができる一冊です。
仕事ってなに?-さまざまな仕事観-

岩川直樹(文)
後藤範行(絵)
大月書店
働いていて、やりがいを感じるのはどんなときでしょうか。それは自分の仕事が、社会でこんなふうに役に立っていると気づくときです。この本にでてくるさまざまな職業の人は、社会のなかでつながりを感じながら仕事をしているのです。
15歳のワークルール

道幸哲也(著)
旬報社
働きはじめたら、いろいろなことが起こります。内定を取り消された、職場でいじめられた、突然クビになった…。そんなときあなたはどうしますか?この本では、働く者の強い味方になるワークルールを紹介しています。
「大好き!」を見つけよう

中原一歩(著)
講談社
いま、夢中になっていることはありますか?この本で紹介されている4人は、学生時代に興味を持ったことが現在の仕事の原点になっています。大好きなことを大切にしながら、自分は何がしたいのかを考えてみましょう。
探検!ものづくりと仕事人 ジーンズ・スニーカー

山下久猛(著)
ぺりかん社
私たちの身近にあるジーンズやスニーカーが出来上がるまでの工程と、その仕事に就いた人たちのこだわりや熱意が紹介されています。今、勉強やスポーツを頑張ることが将来の仕事や生きる基本になるのだと気付かされる一冊です。
光が照らす未来-照明デザインの仕事-

石井幹子(著)
岩波書店
著者は東京タワーや明石海峡大橋のライトアップを手掛けた照明デザイナーです。学生時代から将来を考え、目標を定め、いかに自分を信じて進んだか、未来を照らすメッセージと共に闇を照らす仕事への熱意と魅力を語っています。
ボクの音楽武者修行

小澤征爾(著)
新潮社
日本を代表する指揮者、小澤征爾氏が26歳の頃に書いたエッセイです。海外に行くことが難しかった時代に、著者は一人で世界へ飛び出しました。成功の原点は行動力。夢や目標に向かって踏み出す勇気をもらえる一冊です。(※新潮文庫刊)
ぼくの仕事場は富士山です

近藤光一(著)
講談社
世界中から多くの人が訪れる富士山。ガイドとして富士山に登っている著者は、登山者と自然のより良い関係を目指してエコツーリズム会社を設立しました。仕事を通して積極的に学び続け、地元や社会に貢献し活躍しています。