中学生のあなたにおくるブックリスト/2014年1月(No. 16)
2014年1月(No. 16)「どこで、どんな仕事がある?」
神去なあなあ日常

三浦しをん(著)
徳間書店
横浜の高校を卒業した勇気は、神去村に林業の研修生として一年間派遣されることになりました。個性的な村人たちと出会い、次第に林業の奥深さを知るようになっていきます。勇気の視点でいきいきと村と林業について語られています。
考えるしごと -企画・マーケティング-

松井大助(著)
ぺりかん社
様々な会社の企画・マーケティングといった「考えるしごと」に携わる人たちが、具体的にどんな仕事をしているのか例を挙げて解説しています。また会社に入ってからの心構えや、大企業と中小企業の違いなども書かれています。
仕事発見!

毎日新聞社(著)
毎日新聞社
55の様々な分野で働いている人を「ものを作る仕事」や「人を楽しませる仕事」などに分けて紹介しています。実際に働いている人を通して、仕事の内容や必要な技能、やりがい、どんな人に向いているかなどを知ることができます。
知っておきたい!働く時のルールと権利

簱智優子(著)
ぺりかん社
目的や希望によって、正社員や派遣社員などの非正規雇用、個人事業主、NPOなどのいろいろな働き方があります。働き方の違い、権利やルールについてを、働く人のホンネのインタビューを交え説明しています。
世界を救う7人の日本人

池上彰(編・著)
日経BP社
カンボジアで上水道設備を敷いたり、内戦で荒廃したスーダンで職業訓練を実施したりするなど、国際協力の現場で活躍する日本人が登場します。将来、自分の力をどこで、どのように活かすのか、その範囲を広げるきっかけになる一冊です。
考えよう!どんな職場ではたらきたい?-小さくても大きな日本の会社力1-

坂本光司(監修)こどもくらぶ(編)
同友館
有名でなくても、小さくても、魅力的な会社や職場はたくさんあります。障害のある人も楽しく働ける会社や、もう一度入院したくなる病院など、将来どんな職場で働きたいのかを考えるきっかけになるシリーズの1巻目です。
手に職。

森まゆみ(著)
筑摩書房
東京とその近郊には、三味線や桐たんす、かんざしなどの様々なモノを手仕事で作っている職人がいます。仕事の内容やその仕事についた理由、苦労話やモノつくりの喜びなどを20人の職人が語っています。
東京スカイツリーの秘密

瀧井宏臣(著)
講談社
東京スカイツリーの建設には、様々な職業の人が携わっていました。伝統文化と最新の技術で建てられたスカイツリーには、地震や雷対策、LEDを使ったライティングなど、多くの工夫や秘密がかくされています。
「働く」の教科書-15人の先輩とやりたい仕事を見つけよう!-

菊地一文(監修) 全日本手をつなぐ育成会(編)
中央法規出版
特別支援学校を卒業した15人の先輩の「働く」ようすを通して、将来について考えることの出来る一冊。仕事を選んだ理由、やりがい、目標などから、いろいろな職業を知り、やりたい仕事を見つける参考になる本です。
平和な世界をつくりたい

くさばよしみ(編・著)
汐文社
平和な世界を作りたいという願いを胸に、世界の人々が抱える問題を解決していこうとする仕事があります。紛争地帯で武装解除の仕事に携わる人、選挙支援を通じて紛争後の国づくりをする人など、国際協力の仕事を様々な角度から紹介しています。
ぼくと英語とニワトリと

宮根宏明(著)
PHP研究所
洋介の一家は、瀬戸内海の小さな町で養鶏場を営んでいます。にわとりの世話は大変で、毎日泥まみれ。中学生になった洋介は英語の勉強にも悩まされます。地方での農業の大変さがリアルに描かれている物語です。
まちの仕事を調べよう

池上彰(監修) こどもくらぶ(著)
小峰書店
社会の移り変わりのなかで、まちの仕事がどのように変化してきたのか、都市と地方の仕事はどう違うのかを知ることができる一冊です。まちのしごとについて調べることで、将来の仕事についてじっくり考えてみましょう。