中学生のあなたにおくるブックリスト/2013年4月(No. 13)
2013年4月(No. 13)「働くって何?」
今からはじめる!就職へのレッスン

杉山由美子(著)
ぺりかん社
働くときに求められる力は、実はみなさんの学校生活、家庭や地域とのかかわりで得られるものが多いのです。中高生の日常生活から、就職する力を育てる方法が書かれています。「働く」ことを考え、自分の生活をふりかえってみましょう。
仕事とお金

ブリジット・ラベ(著)
ミシェル・ピュエシュ(著)
汐文社
たいていの人は「何のために働くの?」と聞かれれば、「お金をかせぐためさ!」と答えるでしょう。けれども、お金が発明される前から人間は働いていました。人が生きていくために必要な「仕事」と「お金」について哲学してみましょう!
仕事ってなんだろう?

池上彰(監修)
こどもくらぶ(著)
小峰書店
人は何のために働き、それで得たお金がどのように使われているのか、どんな仕事やどんな働き方があるのか、わかりやすく書かれています。仕事について調べたり考えたりするのに入門になる一冊です。役立ち資料も載っています。
自分らしく働きたい

清水直子(著)
大日本図書
誰もが仕事に就いて、働かなくてはいけないのでしょうか?働き方って自分で選択できるのでしょうか?これから社会に出て、自分らしく生きていく事と、自分らしく仕事をする事の関係を考えてみましょう。
経営者、15歳に仕事を教える

北城恪太郎(著)
丸善
日本IBMという大きな会社の会長が、自身の入社から会長になるまでを紹介しています。仕事とは何か、経営者の視点とはどういうものか、会社はこれからどうあるべきかについて、中学生に向けて語っています。
14歳からの商い

渡邉美樹(著)
郁文館夢学園の中学生(著)
ゴマブックス
「働く」とはどんなことだと思いますか?やりがいや意味など、わからないことは働く大人にぶつけてみましょう!皆さんと同じ中学生は、インタビューを通して「働く」ということを、どのように感じたのでしょうか。
しあわせに働ける社会へ

竹信三恵子(著)
岩波書店
フリーターの不安定さに嫌気がさし正社員の道をめざす人がいる一方、会社の人材活用が変化し採用数が減少しています。しあわせに働くということについて考えてみましょう。現在の社会のしくみを知ることから働く準備は始まります。
14歳からの仕事道 増補改訂版

玄田有史(著)
イースト・プレス
「働くなんてまだ先のこと」、「やりたいことが見つからない」、「自分に向いている仕事がわからない」。たくさん悩んで迷っている人たちに、働くことに夢や希望を持ち続ける大切さを教えてくれる本です。
仕事ってなんだろう

矢崎節夫ほか(著)
佼成出版社
「仕事って何?」その大きすぎる問いの答えは簡単には見つけられません。しかし、これから自分がどんな仕事につくのか考えるとき、まずは先輩たちの話を聞いてみましょう。どうしたらあこがれの仕事につけるのでしょうか。
ジョニー君のレモネード屋台

ジェフ・M・ブラウン(著)
草鹿佐恵子(訳)
バジリコ
ジョニー君はレモネード屋台を開いて、おこづかい稼ぎをします。価格はいくらにするか、品質管理や広報はどうしたらいいか、自分で考えながら読み進めてみましょう。そうすると、ビジネスの仕組みが見えてきます。
「働く」を考える

梅澤正(著)
脇坂敦史(著)
ぺりかん社
「働く」ということは、どういうことでしょう?この本は、そんな問いかけから始まります。セルフチェックを通して自分を見つめ直し、これからの人生を思い描きながら、仕事や職業について考えることのできる一冊です。
なぜ、はたらくのか-94歳・女性理容師の遺言-

加藤寿賀(著)
主婦の友社
この本の作者は、関東大震災や東京大空襲を経験し、「なぜ、はたらくのか」そんな事を考える余裕もなく、15歳から働き続けてきました。94歳になっても現役理容師として、誇りと喜びをもって働く姿と言葉に勇気をもらいます。
歯みがきつくって億万長者

ジーン・メリル(著)
岡本さゆり(訳)
偕成社
引っ越して間もないある日、ケイトとルーファスは出会いました。ふたりはアイディアと実行力を武器に、「手作り歯みがき粉」を売り出して大成功をおさめます。仕事とはどういうことか、経済について楽しく理解できます。
なぜ私はこの仕事を選んだのか

岩波書店編集部(編)
岩波書店
漫画家やスクールカウンセラー、狂言師など様々な職業で活躍する17人が、現在の仕事に就くまでに悩み、考えたことを語ります。彼らは初めから成功していたわけではありません。働くとはどういうことか考えるきっかけとなる本です。
人はどんな仕事をしてきたの?

浜林正夫(文)
石井勉(絵)
大月書店
自然界の動植物をつかまえて生活していた原始的な時代から、現代のIT時代までの仕事の歴史が、時代を追ってわかりやすく書かれています。お金や銀行のはじまりについても触れられていて、仕事と経済の歴史が一冊で学べる絵本です。
働く。-社会で羽ばたくあなたへ-

日野原重明(著)
冨山房インターナショナル
社会に出て働く時、あなたはどんな事を思うでしょうか。著者の日野原重明さんは1911年生まれの現役医師です。そんな著者が「働く」をテーマに7人の若者と語り合います。進路や将来に対し、視野を広げてくれる一冊です。
ふむふむ-おしえて、お仕事!-

三浦しをん(著)
新潮社
大人はどんなことを考えて働いているのでしょうか?この本は働く女性へのインタビュー集です。靴職人や漫画アシスタントなど16人の職業の内容や仕事への熱意について、「ふむふむ」と感心しながら読むことができます。
働くって何だ-30のアドバイス-

森清(著)
岩波書店
「働くとは朝に起きること」からはじまる30のアドバイスを、中高生の経験をまじえながら紹介しています。「働くこと」を研究してきた著者が、未来の働き手の幸せを願って書いた一冊です。まずはこの本を手に取ってみて下さい。