2022年5月「本の出版 2」
「本の出版 2」
このコーナーもいよいよ10年目に突入。
ということで、今回は第1回のテーマ「本の出版」に関するお仕事について、
もう一度考えてみることにしました!
ということで、今回は第1回のテーマ「本の出版」に関するお仕事について、
もう一度考えてみることにしました!
拝啓、本が売れません

額賀澪/著
文藝春秋
文春文庫 2020.7
自分の書いた本が売れないことは、作家としてはかなりキツイ現実です。本を売るにはどうしたらいいか、作家みずから、多くの人に教えを乞い、そしてたどり着いた境地とは。
YA向けの小説も手がける額賀澪さんのエッセイ。
普段はのぞけない、本を作るお仕事の奥深さがわかります。
魅せるブックデザイン

ヴィクショナリー/編
[石田亜矢子/訳]
グラフィック社
2021.4
本の魅力は、中に書かれている内容だけとは限りません。
この本では、見て、触れて、楽しめる、アート作品ともいえるような凝ったデザインの本にたくさん出会えます。
デジタルとは違う、紙の本のパワーを感じられるはず。
校閲記者の目

毎日新聞校閲グループ/著
毎日新聞出版
2017.9
校閲記者は、本や新聞などの文章の誤りを、読者に届ける前に目を通して見つけるお仕事です。本のはじめに、校閲のお仕事を体験できる「校閲力チェック」が載っていますが、これがかなり手ごわい!校閲のお仕事の面白さを知るとともに、正しい日本語の知識もつく本です。
タラブックス

野瀬奈津子/著
松岡宏大/著
矢萩多聞/著
玄光社
2017.7
タラブックスはインドの小さな出版社。出版の工程を全て手作業で行うため、本ができ上がるまでに時間がかかります。
スピード重視の現代とは逆行するようなやり方ですが、良いものを作るには時間が必要。ゆったりと丁寧に、ここでしか生み出せない美しい本を作る会社のお話です。
小中学生のための初めて学ぶ著作権 新装改訂版
掲載日 令和6年10月1日
更新日 令和6年11月12日