2017年12月「写真に関わるお仕事」
「写真に関わるお仕事」
同じ「写真家」という職業でも、専門はさまざま。
被写体が変わることで、どんなことが違ってなにが共通するのか。
読み比べてみると、ひとつのお仕事の幅の広さが感じられます。
被写体が変わることで、どんなことが違ってなにが共通するのか。
読み比べてみると、ひとつのお仕事の幅の広さが感じられます。
野生動物カメラマン

岩合光昭/著
集英社
2015.12
動物の野生そのままの姿を切り取りながらも、どこかユーモラス。岩合さんの写真からは、生きものに対する温かいまなざしが伝わります。いったいどんな風に撮影しているのでしょう。動物を求めてワールドワイドに旅する岩合さんがその秘密を明かしてくれます。
足元の小宇宙 82歳の植物生態写真家が見つめる生命

埴沙萠/著
NHK出版
2013.11
著者は、四季折々に変わる草花の生命の美に魅せられて、それを撮影し続けていたら自然と写真家の仕事に結びついた、という経歴。息をのむほど美しい写真が多いのも納得です。撮影術のヒントは、写真に添えられたエッセイにも。
写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って

安田菜津紀/著
日本写真企画
2017.3
世界のどこかで今も戦争や災害、貧困に苦しむ人がいます。フォトジャーナリストは、そうした現場に足を運び、その様子を写真に撮って伝えるお仕事。著者は写真を通して、この世界が子どもたちにとって優しい場所になるようにと願っています。
宇宙を撮りたい、風船で。 世界一小さい僕の宇宙開発

岩谷圭介/著
キノブックス
2015.9
風船にカメラを付けて飛ばし、宇宙から見た地球を撮影するという空想の世界のような事を実際にやってのけた若き日本人発明家。ぼう大な失敗作の中のたった一枚のベストショットが新しいチャレンジを生みます。大切なのはまず「やってみる」こと。
ココロ・ファインダ
掲載日 令和6年10月1日
更新日 令和6年11月12日