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SDGsを知ろう!

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今回のテーマは

「ターゲット17 パートナーシップで目標を達成しよう」

Sustainable Development Goalsの画像SDGsの目標はどこか一国、だれか一人だけでは絶対に達成できません。ある国ではすでに達成された目標でも、別の国では達成できていないかもしれません。しかし助け合うことで「みんな」が目標を達成できるはず。力を合わせるために、私たちはどうしたらいいでしょう。

 

見出し仕切り画像

『SDGsパートナーシップBOOK』

SDGsパートナーシップBOOK

佐藤真久/監修

ETIC/編集協力  

宣伝会議

 2022.12  

SDGsの17番目の目標は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。この目標は他の16項目の全てと関係しています。なぜならば、社会問題の解決には、個人、会社、NPO、教育機関などの多層的なパートナーシップが不可欠だからです。本書では、日本のSDGs達成に向けた多くの実例が紹介されています。第3章では、中高生による地域活性化プロジェクトを知ることもできますよ。

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『武器ではなく命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方』

武器ではなく命の水をおくりたい 中村哲医師の生き方

 宮田律/著 

 平凡社

 2021.4 

中村哲医師は30年以上に渡ってアフガニスタンやパキスタンで人道援助を続けてきました。中村哲医師の援助の仕方は、「現地の人たちでも維持していける」を基本にしています。農地を維持するための灌漑用堰の土木工事には、元兵士や戦争を逃れてきた難民など多くの人々が協力しました。中村哲医師が貫いた援助の在り方に触れてみませんか。

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『ジャングルのチョコレート工場 甘いチョコの甘くない現実に挑んだ大学生』

ジャングルのチョコレート工場 甘いチョコの甘くない現実に挑んだ大学生

 横山亜未/著 

 ポプラ社

 2024.7 

この本の内容はサブタイトルに集約されています。本書の主人公である田口愛さんは大学時代にガーナを訪れました。そして、大好きなチョコレートの原料であるカカオを栽培している農家を見学したのです。その農家の年収は日本円で5万円ほどでした。ここから彼女はガーナのカカオ農家再生計画「カカオ革命」を立ち上げます。一人の大学生が日本とガーナを結び付けた物語をぜひお読みください。

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『「わかり合えない」からはじめる国際協力』

「わかり合えない」からはじめる国際協力

 吉岡大祐/著

 旬報社

 2024.1 

著者の吉岡大祐氏は22歳の時に単身でネパールに向かいました。日本とネパールでは時間の概念が全く異なることを本書で紹介しています。日本では時間は「瞬間」ですが、ネパールでは「永遠」なのだそうです。だから、ネパールの人たちは時間の約束を守りません。「永遠」の中で目的が達せられれば良いからです。「分かり合えない」から始めることが、パートナーシップを築く第一歩であることを教えてくれる一冊です。

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掲載日 令和7年5月1日