パラパラ本

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最新号2024年4月(No. 6)

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1 読書嫌いのための図書室案内

青谷真未/著

早川書房

2020.4

私たちはなぜ本を読むのでしょう? 高校生の浩二は「楽そう」だからと図書委員に入りますが、本好き女子と一緒に図書新聞を作ることに。読書が苦手?活字中毒?他人の読書の事情はわからないからこそ面白い。作中に出てくる名作も読んでみたくなります。

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2 This is the Life

アレックス・シアラー/著
金原瑞人/訳
中村浩美/訳

求龍堂

2014.3

頭は良くてもうまく世の中に溶け込めない兄。重病に見舞われ、死にゆく兄に寄り添う“おれ”。生きるとは…死とは…。

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3 嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!

河出書房新社/編
新井リオ/[ほか]著

河出書房新社

2022.3

どうしても好きになれない、嫌いな教科はありますか?意味が分からない、めんどくさい、なんの役に立つの?とかいろいろ思ったりするよね…。この本は、学者から芸人さん、Youtuberまで、いろんな人がやさしくわかりやすく、あなたを知らない世界へいざなってくれます。好きなページをめくってみてね。

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4 太陽ときみの声

川端裕人/作

朝日学生新聞社

2017.9

一輝は遺伝性の難病で突然両目の視力が落ちました。キャプテンとして頑張っていたサッカーはおろか、日常生活にも大きな変化が起きてしまいます。そんな時に出会ったブラインドサッカーが少しずつ一輝を前に進め始めます。一輝の心から発せられた一言が光ります。

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5 その景色をさがして

中山聖子/著

PHP研究所

2018.4

トーコは、病気で天国へ行ってしまったママが言っていた「ある場所」を探すため、いろんな人とかかわりあいながら、「ある場所」のヒントを得ていきます。父親との関係や、母親の過去など、母の死を皮切りに、新たな事実や人間関係に悩みながら成長していくさまは、大人でも心に響くものがあるのではないでしょうか。

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6 疾風の女子マネ!

まはら三桃/著

小学館

218.6

高校一年生の咲良(さくら)は、男の子にちやほやされたいという理由で、運動部のマネージャーになろうとしていた。そんな中、迫力のある走りを見せる陸上部員に目を引かれ、陸上部のマネージャーになることに。陸上のことをまるで分かっていない咲良は、選手や他のマネージャーに叱咤されつつも、陸上の楽しさや、マネージャーの本質を学んでいく。終盤の咲良の活躍にも注目です。

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7 しばわんこの和のおもてなし

川浦良枝/絵と文

白泉社

2021.4

柴犬の「しばわんこ」が日本の伝統的な四季折々の和のおもてなしをかわいらしく紹介してくれます。8月に咲く木槿(むくげ)という植物を知っていますか?花の形は色々ありますが、よく見かけるのは白いハイビスカスような形だと思います。木槿は夏の間は何度も花開きますが、「一日花」といって、切り花にすると1日しか持たないのだそうです。日本の和のおもてなし。ちょっと覗いてみませんか?

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8 つきのふね

森絵都/著

KADOKAWA

2005.11

ある事件を境に、親友の梨利と仲たがいしてしまったさくら。その事件から知り合った智さんは、仕事でもないのになぜか宇宙船の設計図を、何かに追われるように描いている。人間にどうしようもなく疲れて、植物になりたい。そう思っていたさくらに、梨利や智さんに関連した問題が降りかかる。

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9 世界不思議地図

佐藤健寿/著
阿部結/絵

朝日新聞出版

2017.5

著者の「見たい」「知りたい」「行ってみたい」により得た、日本に留まらず、世界にまで及ぶ「不思議」の歴史を詰めた一冊。人魚やツチノコなど、実在しているか分からないものから、与那国島海底遺跡やスポッテッド湖など、現存している歴史的、景観的に不思議なものまでイラストや写真で楽しく紹介されています。

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10 むかしむかしあるところに、哲学者がやってきた。

小川仁志/著
おほしんたろう/イラスト
谷口崇/昔話脚本

高橋書店

2021.1

日本人なら誰でも知っている「桃太郎」や「かぐや姫」などの昔話。これらの物語の展開や登場人物にバッサリとモノ申していく個性的な哲学者たちが面白い!ゆるくて可愛らしい絵は面白さをより一層際立たせてくれます。
哲学って難しそう…そんな人にこそおすすめしたい、哲学の入門書!

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11 ミステリーはおいしい

O.ヘンリ/[ほか]著
赤木かん子/編

ポプラ社

2007.3

10冊からなる『ミステリーセレクション』というシリーズの第4段がこちら。長めのミステリーはちょっと苦手…。さらっと読める長さのミステリーが読みたい…。そんな方にうってつけです。おいしいお料理の描写はもちろんのこと、「おいしい」というテーマ通り、後味の良いミステリーばかりです。ぜひともご賞味あれ。

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12 名作の中のお菓子物語

今田美奈子/著
葉祥明/絵

朝日学生新聞社

2015.10

誰もが一度は聞いたことのある物語の紹介と、作中に出てくるお菓子や、物語そのものをイメージしてつくられたお菓子がたくさん載っています。どれもワクワクする見た目のお菓子ですが、できるだけ簡単に作れるように著者がレシピを考案してくれています。物語を読んで、お菓子を作って食べながら、おはなしの世界の余韻に浸るのもステキですよね。

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13 きみに出会うとき

レベッカ・ステッド/著
ないとうふみこ/訳

東京創元社

2011.4

主人公のミランダに届く不思議なメッセージ。差出人不明のメッセージの内容は、未来を予知したようなものでした。不気味がっていたミランダですが、メッセージの内容を紐解くにつれ、差出人やメッセージが送られる意味が分かり始めます。何気ない日常に実は大事な意味が隠れていて、結末を読んだらまた読み返したくなるような驚きの展開が待っています。

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14 自分のミライの見つけ方

児美川孝一郎/著

旬報社

2021.7

「将来やりたい仕事は何?」という質問は、人生で1回以上されているのではないでしょうか。答えられるようにならなければいけないのか、夢がないのは悪いことなのか、そんな風に思っている人もいると思います。そんな自分を縛っていた将来への固定概念が、すっとほぐされるような一冊です。

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15 僕は運動おんち

枡野浩一/著

集英社

2009.6

運動も勉強も苦手な17歳の勝。運動おんちだから、ついたあだ名は「うんちゃん」
美人な妹の髪を切ることができることと、水泳の『フォームだけは』綺麗なのが唯一の心のよりどころ。最悪な気持ちで送る日々、好きになってしまった子は柔道部のエースだった。偶然水泳部に入部した勝は夏の大会に向けて、日々練習を重ねながら、友情に恋に、進んでゆく。一つくらい出来ることがあれば、なんとかなる!

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16 やはり雨は嘘をつかない

皆藤黒助/著

講談社

2017.6

五雨は究極の雨女。名前のせいか、誕生日などイベント日は必ず雨。だから雨が嫌いだ。五雨の祖父が危篤になった翌日、五雨は雨月先輩に相談を持ちかけた。雨の日にしか登校しない雨を愛する先輩は、雨に関してとにかく詳しい。倒れた祖父が肌身離さず持っていた不気味なピンボケ写真には、「五色の雨が降る朝に」という謎の書き込みがなされていた。
全編雨のエピソードが散りばめられ、雨の名前にも詳しくなれる一冊。

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17 毎日、ハッカ生活

北見ハッカ愛好会/著

大和出版

2017.4

ハッカと聞いて何が思い浮かびますか?身近にはミントという言葉をよく耳にすると思いますが、ミント(Mint)は英名、ハッカ(薄荷)は和名、つまり同じものをさしています。さわやかな香りでリフレッシュさせてくれたり、イヤな臭いを消してくれたり、夏の暑い日にひんやりと肌を冷やしてくれたりと、日常で広く活用されています。色々な活用術を知って快適な生活に役立ててください。

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18 はこ

小野不由美/作
nakaban/絵
東雅夫/編

岩崎書店

2015.5

開かない箱をふると、コソコソ。なにか入っている音がする。開けてみようとすると開かない。次の日、箱は開いていて、中にはほこりが入っていた。全体に共通する、ある仕組みに気が付くととても怖い本です。作者はホラーの名手。もしこの本がお好きでしたら、他の本もぜひお読みください。

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19 文鳥・夢十夜・永日小品

夏目漱石/著

角川書店

1990

「こんな夢を見た。」の書き出しで始まるこの作品知ってるっていう人も多いかもしれません。第一夜から第十夜までの短編集になっていて、十篇の「不思議な夢の世界」が繰り広げられています。短編に込められた夏目漱石の幻想的な世界を感じてみませんか。

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20 百年文庫 秋

志賀直哉/著
正岡容/著
里見弴/著

ポプラ社

2010.10

真っ白な表紙に文豪三人が描く「秋」から連想される風景は紅葉だけではないようです。人の心の温まり次第でまぶしくもまた物悲しくも見えるのでしょう。

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21 雪の女王 改版

アンデルセン/[著]
山室静/訳

KADOKAWA

2019.9

悪魔の鏡が砕け、そのかけらの一つがカイの目に入り、心を凍らせてしまいました。そして雪の女王はカイを連れ去ってしまいました。少女ゲルダは助けに行きますが、果たして…。
冬をもっと寒く感じさせ、身も心も凍る物語です。アンデルセンの中期代表作10話に選ばれている作品です。

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22 自分を好きになれない君へ

野口嘉則/著

小学館

2022.7

自分を好きになるためには、自己肯定ではなく自己受容(自分が今感じていることをそのまま受け止めること)を深めていくことが鍵とされています。その鍵は何なのか探してみませんか? 自分を受け入れて幸せを感じるための考え方について、何かヒントを見つけられる一冊になるかも。

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23 生き抜くためのごはんの作り方

河出書房新社/編
有賀薫/[ほか]著

河出書房新社

2022.2

わたしたちの身体は食べたもので出来ています。「食べることは生きること」といった言葉もあるように、「食」は生きる重要な要素です。まして自分で作ることができたなら、「生きる力」にもなるでしょう。ちょっとチャレンジしてみてください。

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24 春の窓

安房直子/[著]

講談社

2022.2

売れない絵描きの家を訪れた、不思議な猫の魔法使いを描いた表題作「春の窓」をはじめ、大人の孤独や寂しさをやわらかく包み込みながらも、心を整えてくれる十二編となっています。

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25 雨上がり、君が映す空はきっと美しい

汐見夏衛/著

スターツ出版

2021.10

主人公音沢美雨は高校一年生。ネガティブ思考の彼女が映研の部長にひとめぼれ。その部長にさそわれて入った部活で世界が一変する。部長の言葉によって彼女のネガティブな世界の見方は変ってゆく。その、たどり着く先は。彼女の勇気を見届けてみませんか!

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26 川の名前

川端裕人/著

早川書房

2006.7

小学五年生の3人は、自分たちが住む地域の川を夏休みの自由研究に選んだ。川を調査する三人だが、そこには、驚くべき生きものが隠れていた!思ってもみなかった多くの発見と出会いながら、少年たち3人の、川と周りの命をめぐる、夏休みの冒険が始まる!

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27 地獄くらやみ花もなき

路生よる/[著]

KADOKAWA

2018.5

怖いほどの美貌をもつ美少年・西條皓のお仕事は、化け物に憑かれた罪人を地獄に送り届ける「死の代行業」。罪人が化け物に見える青年・遠野青児は絶望系ニート。なぜか西條の助手をすることに…。罰せられずのさばる悪人たちの罪を暴き、あぶり出した本性を華麗に地獄へ送ります。

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28 修学旅行は世界一周!

吉田友和/著

角川春樹事務所

2020.8

ゲーム好き、アニメ好きのいわゆる「オタク」高校生の仁科カケルは修学旅行として、1人で世界一周旅行に出ることになった。どうして?どうやって!?はともかく、初めての海外旅行が世界一周という勢いと、それぞれの国の一面が少しずつわかるのが良い。日本で生きてきた自分の内面を顧みるきっかけになるのもまた、旅の醍醐味。

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29 生きものは不思議

河出書房新社/編
池田譲/[ほか]著

河出書房新社

2023.2

研究者たちが現在研究してる生き物の不思議と魅力を語ります。魚が自分と他者とを見分け、チンパンジーはリズムに合わせて踊り出す。人間が理解できていないだけで、生き物たちはこんなにも不思議で面白い。ようこそ、研究者の世界へ!

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30 ごはん食べにおいでよ

小手鞠るい/作
satsuki/画

講談社

2022.10

ちょっと肌寒さを感じるこの季節、美味しそうないい香りがすると、胃が刺激されて足を止めてしまいますよね。物語に登場する雪くんの作った料理は、どれもおいしそうで食べてみたくなります。「ごはん食べにおいでよ」って言葉に「いいの?」って聞き返したくなります。

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31 一生ついてまわる家事のキホンが身につく本

大人の常識研究会/編著

大和出版

2019.4

自分のことは自分でする大人になるために。毎日当たり前のようにする家事や、自分自身を管理する基本がわかります。

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32 RDG レッドデータガール

荻原規子/[著]

角川グループパブリッシング

2011.6

学校と家の往復だけの生活を送っている少女。臆病な彼女が高校への進学をきっかけに、自身の中にある不思議な力と向き合い、成長していくお話。一歩一歩世界を広げようとがんばる姿は応援したくなります。

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33 カラフル

森絵都/著

講談社

23011.11

伝えたいことは言葉にして、人も世界も見方を変えれば、人生はあなたが思っているより愛にあふれているのです。明日の自分は、昨日の自分じゃなくていい。今、あなたに読んでほしい、YA小説王道の一冊です。

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34 檸檬

梶井基次郎/著
げみ/絵

リットーミュージック

2017.7

名作が美しいイラストとともに読めます。イラストを眺めるだけでも楽しい。

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35 コンプレックス・プリズム

最果タヒ/著
嘉江/画

大和書房

2020.3

コンプレックスやネガティブ思考、モヤモヤした気持ち。これが全部言語化!

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36 ネット・スマホ攻略術

山崎聡一郎/著
藤川大祐/監修
茅なや/イラスト&まんが

講談社

2021.4

インターネットやSNSが当たり前の時代。「自分は大丈夫」と思っていても理不尽なトラブルに巻き込まれることも。事前にきちんと知識をつけておこう。

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37 昔話法廷 Season5

NHK Eテレ「昔話法廷」制作班/編
森下佳子/原作
イマセン/法律監修
伊野孝行/挿画

金の星社

2021.11

昔話の登場人物が現代の法廷で裁かれる様子を裁判員の視点から描いた人気シリーズも、はや5冊目。今の法律に照らし合わせるとこうなるのか!と驚かされます。

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38 カンヴァスの向こう側

フィン・セッテホルム/著
枇谷玲子/訳

評論社

2013.10

もしあなたがレンブラントやダ・ヴィンチなど、名画の巨匠に会えたら?ファンタジーが誘う不思議な世界の扉を開けてみませんか?

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39 ファンタスティックガール

キムヘジョン/著
清水知佐子/訳

小学館

2022.4

まさか「私」がこんなことに…。
「私」の未来は私が変える!!

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40 これを知らずに働けますか?

竹信三恵子/著

筑摩書房

2017.7

学校を卒業したら、長い社会人生活が始まります。学生のうちにバイトをする人もいますね。新しい世界に出る前に、自分を守る「働くルール」を知っておきましょう。

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41 まっすぐ人間関係術

山崎聡一郎/著
藤川大祐/監修
茅なや/イラスト&まんが

講談社

2021.8

毎日の生活の中で、ささやかだけど真剣に悩んでいること。友達とよい関係をつくるのに知っておきたいこと。

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42 人生はニャンとかなる!

水野敬也/著
長沼直樹/著

文響社

2013.10

人生の参考になるアレコレを、にゃんこの写真とともに。

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43 ぼくがいちばんききたいことは

アヴィ/著
青山南/訳

ほるぷ出版

2019.5

大切だけれど、時にはめんどくさくてやっかい。それでも一緒にいたい家族の物語です。

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44 羊と鋼の森

宮下奈都/著

文藝春秋

2018.2

偶然目撃したピアノの調律に魅せられた一人の青年が、調律を通して成長する姿を描いた本。あなたは人生を変えるほど強烈な何かに心を打たれたことはありますか?

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45 サッカーなら、どんな障がいも超えられる

江橋よしのり/著

講談社

2016.10

障害を持ちながら世界に挑戦しているパラアスリートに刺激を受けるし、スポーツのすばらしさを感じられる一冊。

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46 マンガで世界を救うぞ!

SDGs×マンガのチカラ/編
御茶漬海苔/[ほか作]

講談社

2020.11

SDGsの17目標がマンガでわかりやすく説明されていて、入門書にぴったり!

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47 ななみの海

朝比奈あすか/著

双葉社

2022.2

児童養護施設で暮らす高校生ななみが、悩みながらも自分の本当にやりたいことを見つけて進んでいく。友達も寮の子も、みんな応援したくなります!

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48 手術をする外科医はなぜ白衣を着ないのか?

入倉隆/著

日経BPマーケティング

2022.5

人に不快感を与える色というのがあるようです。では、好まれる色ってどんなのだろう?「映え」を求める人にも通じる、一読の価値ありの本です。

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49 キリン解剖記

郡司芽久/著

ナツメ社

2022.1

研究の醍醐味に触れられる一冊。100年前から現在へ、現在から100年後へ。研究のバトンが渡されていく、という話が素晴らしく、博物館へ骨格標本を見に行きたくなりました。

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50 早朝始発の殺風景

青崎有吾/著

集英社

2019.1

5つの短編集です!どの物語もミステリーだけど日常でありさわやかな青春&ちょっと息苦しい青春のお話しでした。中高生の皆さん、友達同士での会話に謎が隠されているかも!?と、この本を読んだら思ってしまう事まちがいなしですよ。

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51 4TEEN

石田衣良/著

新潮社

2005.12

月島に住む4人の男子中学生の物語。おとなでも、子どもでもない、何でもできそうな、でもできないような…。本音で話し合える14歳の大切な仲間たちの、ちょっと過激(!?)な日常をのぞいてみませんか。

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52 東大教授がおしえるさらに!やばい日本史

本郷和人/監修
和田ラヂヲ/イラスト
横山了一/マンガ
滝乃みわこ/執筆

ダイヤモンド社

2021.7

日本史や世界史、歴史の授業がちょっと苦手な君も、教科書ではお目にかかれそうもないすごくて、やばい偉人たちのエピソードに釘付けになるはず。日本と世界の関係の歴史もわかって、歴史の授業も楽しくなるかも!

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53 自分をつくるテツガク

八塚憲郎/編著
萩倉良/編著

旬報社

2014.1

テツガクと聞くと難しく考えがちだけれど、いつの時代にも必要なものではないだろうか。先人の言葉から、少しでも希望のメッセージを感じてもらいたい。

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54 未来の自分に出会える古書店

齋藤孝/著

文藝春秋

2020.8

もしも悩んだり迷ったりしていたら、古書店「人生堂」に立ち寄ってみて欲しい。答えにつながるヒントが見つかるかもしれないから。

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55 おもしろ植物図鑑

花福こざる/著

誠文堂新光社

2016.12

身近にある植物に興味を持てるよう、右にマンガ、左に写真で楽しめる植物図鑑になっています。

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56 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

山崎圭一/著

SBクリエイティブ

2018.8

年号を使わず、世界史が一つのストーリーになってます。

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57 図解でわかる14歳からの金融リテラシー

社会応援ネットワーク/著

太田出版

2023.1

お金についてきっと深くは考えたことがない青少年のみなさん!金銭トラブルや詐欺に巻き込まれないよう、お金を適切に理解して活用する能力を身につけよう。知っていて損はない知識となります。

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58 プチ哲学

佐藤雅彦/文と絵

中央公論新社

2004.3

OLIVE(オリーブ)は並び替えるとI LOVEでできてる!
プチ哲学とは見方を変えたり、ちょっとだけ深く考えたりしてみると物事が違って見えるよ。って教えてくれます。絵本のように簡単に読めて面白い発見があります。

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59 夜中に犬に起こった奇妙な事件

マーク・ハッドン/著
小尾芙佐/訳

早川書房

2016.4

自閉症の男の子、クリストファーの視点で描かれている。犬の事件を解決しようとしたことから、様々な別の事件が起こっていく。家族が互いに戸惑い、感情をぶつけ合いながらもむきあっていく。

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60 ライオンのおやつ

小川糸/著

ポプラ社

2019.10

若くして余命を告げられた雫は、育ててくれた父親にも告げずに残りの日々を一人、島のホスピス「ライオンの家」で過ごすと決めた。そこで色々な人との出会いを通じて自分の死を受け入れるようになっていく。どういう死に方を迎えたいのか、若くして死と向き合わなければならないという残酷なテーマをリアルでありながら、なぜかさわやかにも感じられる物語です。

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61 月の砂漠をさばさばと

北村薫/著
おーなり由子/絵

新潮社

2002.7

9歳のさきちゃんと作家のお母さんは二人暮らし。茶目っ気たっぷりのお母さんとキュートなさきちゃん、そんな二人の毎日の何気ない生活がユーモアいっぱいにつづられています。

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62 地上に星座をつくる

石川直樹/著

新潮社

2020.11

世界中の辺境から都市にいたるまで、ありとあらゆる土地を旅して得た経験は、「生きる力」そのものである。
人生に悩んだら読んでみてください。

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63 悩める女子の教室で偉人が人生を語りだした

木平木綿/編

学研プラス

2020.8

悩める女子たちへ。すべてのその悩みにあの偉人たちが答えます。人生は山あり谷あり、みんな悩んで大きくなったのです。
明日はきっといい一日になるでしょう。

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64 図解でわかる試験勉強のすごいコツ

平木太生/著

日本実業出版社

2022.6

これぞ勉強本のバイブル。一生もの(!?)の勉強法が身につく。50個の勉強のコツから、あなたなりにアレンジして、活用してみてください。時間がない人は「ダイジェスト版」の折込がありますよ。

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65 かのこちゃんとマドレーヌ夫人

万城目学/著

筑摩書房

2010.1

かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は、なんと猫!キラキラの子供の頃を思い出す、奇想天外の万城目ワールドファンタジー。心の中がとぎすまされる一冊です。

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66 笹森くんのスカート

神戸遙真/著
みずす/画

講談社

2022.6

ジェンダーフリーの制服が認められている学校で、急にスカートをはいてきた笹森くん。彼がスカートをはく本当の理由とは?

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67 「空気」を読んでも従わない

鴻上尚史/著

岩崎書店

2019.4

「世間」とか「社会」に息苦しさを感じる理由がわかりやすく説明されていて、心が楽になった気がする。

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68 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない

三宅香帆/[著]

ディスカヴァー・トゥエンティワン

2023.6

推しに感じる、自分だけの、唯一無二の感情。他の誰とも同じじゃない言葉を使って、だけど誰かに伝えたい、SNSやブログで知ってほしい。読書感想文が苦手でアンタッチャブルだったアナタ。文章力はいりませんよ。この本で、自分だけの言葉探しに出かけよう!

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69 がんばった15人の徳川将軍

房野史典/著
すぐる画伯/絵

日本実業出版社

2023.4

徳川家の将軍バトンリレーは、キャラ弱の将軍はくせつよ部下に飲まれておちる。キャラ立ちエピソードが、大事なところを太字で浮かせ印象づけで学べちゃう。キャッチーなコピーも斬新な、カジュアル歴史解説書!? さあ、がんばるかわいいあなたの「推し将軍」は誰?

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70 わたし8歳、職業、家事使用人。

日下部尚徳/著

合同出版

2018.10

日本では、ほとんどの子供に学びの環境がありますが、世界には一億5200万人もの「児童労働者」がいます。貧困から見えてくる子供たちの実情を捉えた一冊です。

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71 タフィー

サラ・クロッサン/作
三辺律子/訳

岩波書店

2021.10

詩文体で語られる二人の出会いと別れの話。父の暴力から逃れるため家を出たアリソンは、認知症のマーラが住む家にたどり着きます。マーラがアリソンを昔の友人「タフィー」と間違えたことから二人の奇妙な生活が始まります。二人が抱える心に寄り添うような再生の物語です。

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72 ぼく モグラ キツネ 馬

チャーリー・マッケジー/著
川村元気/訳

飛鳥新社

2021.3

子供から大人まで、どんな人にも寄り添う内容となっています。力をくれるお話が素敵なイラストとともにつづられています。自分にやさしくすることが、一番のやさしさ。
自分自身を大切にしようと思える本です。

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73 モノガタリは終わらない

モノガタリプロジェクト/編
朝井リョウ/[ほか著]

集英社

2022.10

「捨てない」というお題で21名の作家たちが「モノ」の歴史をつむぎ、人の記憶をひもとくアンソロジー。モノに対する思いはそれぞれでおもしろい。ショートストーリーなのでサクサク読めます。

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74 バンピー

いとうみく/著

静山社

2022.10

オレ、事情により3人の妹たちの面倒をみながら高校生もやってるのに、まさかさらにもう一人!?おまえはいったいだれなんだ!

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75 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

椰月美智子/作
早川世詩男/絵

小峰書店

2019.8

「マジで菩薩レベル」の優しい田中さん85歳とおれたち11歳。田中さんは11歳の頃戦争で家族も家も失っていた。田中さんが好きだからみんなに伝えたい、知ってほしい、田中さんのことを。クラスのしらけチームだった3人が変わる元気が出る友情物語です。

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76 あした、弁当を作る。

ひこ・田中/著

講談社

2023.2

ある朝、母親からいつものように背中を触られ、突然嫌悪感を覚えたタツキ。そんな自分にとまどいながら、弁当を自分で作ることを決心し、母親の過干渉、父親からの支配に立ち向かい、自立をしていく。
多かれ少なかれ思春期にはこんな悩みは誰にでも心当たりはあるのでは?

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77 中学生から身につけておきたい賢く生きるための金融リテラシー

子どもの学び編集部/著

ジャムハウス

2022.9

携帯ひとつあれば買い物ができてしまうキャッシュレスが浸透してきている今日この頃。思わぬ落とし穴が潜んでいる場合もあるかもしれません。「お金」というしくみを理解し、将来賢く生きるために勉強してみませんか?

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78 ホロヴィッツホラー

アンソニー・ホロヴィッツ/作
田中奈津子/訳

講談社

2022.10

アンソニー・ホロヴィッツのホラー短編集。明日あなたの身に起こるかもしれない恐怖の体験。

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79 10代のための疲れた体がラクになる本

長沼睦雄/著

誠文堂新光社

2023.7

1つでも思いあたったら読んでみて。少しだけ楽になるかも。

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80 かがみの孤城

辻村深月/著

ポプラ社

2017.5

学校に通えなくなったこころは、ある日、鏡を通り抜け孤城 へ。そこには他にも訳ありの仲間がいた。孤城の謎が解けるとき、驚きと感動が待っている。

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81 日本語を味わう名詩入門 1 宮沢賢治

宮沢賢治/[著]
萩原昌好/編
唐仁原教久/画

あすなろ書房

2011.4

アメニモマケズで有名な宮沢賢治の詩。難解でわかりにくいものが多いと思われがちですが、意外とそうでもないよ。と教えてくれるのがこの本。詩ごとに注釈と説明がついていて理解しやすくなっています。声に出して読んでみたいですね。

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82 せかいでいちばんつよい国

デビッド・マッキー/作
なかがわちひろ/訳

光村教育図書

2005.4

大きな国の大統領は世界中の国の人々が自分たちと同じ生活になれば世界は平和になると思い、世界中の国と戦争をして征服していきました。そして最後に残った小さな国に行ってみると…。
戦争を風刺とユーモアでシニカルに描いた作品。考えさせられます。

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83 変身

フランツ・カフカ/[著]
川島隆/訳

KADOKAWA

2022.2

ある朝、目覚めると巨大な虫に変身していたザムザ。彼の心境と周囲の状況を悲哀とユーモアを交えて描く。

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84 夜のピクニック

恩田陸/著

新潮社

2006.9

進学校の生徒が夜を徹して80㎞を歩く。それぞれの進路、恋愛、家族との関係に悩みながら問題を解決しようとして考え歩く姿が清々しい。

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85 マンガがあるじゃないか

河出書房新社/編
蒼井ブルー/[ほか]著

河出書房新社

2016.1

図書館にもマンガがあるじゃないか!小説家や声優、芸人などの著名人がおすすめマンガを教えてくれます。本はあまり好きではないけど…マンガだったら!と思う方、必読です。紹介されているマンガを探して読むのも立派な読書だと思います。

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86 フラミンゴボーイ

マイケル・モーパーゴ/作
杉田七重/訳

小学館

2019.10

フラミンゴと会話のできる少年ロレンゾ。彼は発達障害を持っているがために差別される。ジプシーの少女ケジアもまた少数民族という理由で迫害される。戦争という悲惨な世界の中でも心優しい二人の心温まる物語です。ぜひご一読を。

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87 君が夏を走らせる

瀬尾まいこ/著

新潮社

2017.7

16歳。高校生活に挫折したヤンキー大田君の夏休み。任されたバイトは一歳10ヶ月の鈴香ちゃんの面倒をみること。部活でも勉強でも恋愛でも遊びでもなく“育児”、戸惑いながらも向き合っていく大田くんにどんな変化をもたらすのでしょう。

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88 非接触の恋愛事情

短編プロジェクト/編
相沢沙呼/著
北國ばらっど/著
朱白あおい/著
十和田シン/著
上遠野浩平/著
半田畔/著
柴田勝家/著

集英社

2021.11

マスクしてるから何考えているかわかんない。ソーシャルディスタンスでベタベタしない。イベント全部中止。でも、コロナの方が生きていくのラクだった。なんて思っちゃいけないの。コロナで少し救われた。これ、私の本音。

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89 桜のような僕の恋人

宇山佳佑/著

集英社

2017.2

何倍もの速さで老いていく病気になってしまった彼女。愛をまっすぐに伝えるピュアな彼氏。病気が二人を引き裂く。とても残酷に。「桜」がタイトルにつくと主人公が死んじゃう。やっぱり、桜あるあるなんですけど。

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90 こころ

七瀬晶/[著]

角川書店

2011.3

「私に話しかけないで。友達はいらない」転校生のこころは言った。不思議な魅力を持つこころと、どうにか友達になりたい絆だが、友達をつくれない驚愕の事実が判明する。ふたりは真の友達になれるのか?

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91 砂漠の旅ガラス

長谷川まりる/作・絵

小学館

2023.10

人類が砂に覆われた世界で、いろんな人がいろんな価値観で生きていく。旅ガラスどうするんだ?何を見つけた?何もない世界で人間のあり方が問われる作品です。挿絵がキュートでかわいいのもおススメ!

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92 絶望系

谷川流/著

新潮社

2014.10

天使と悪魔と死神と幽霊が部屋にいるって言ったらどうする?まず、幽霊がいて、なぜ自分が死んだのかわからない。その霊魂をめぐって、天使と悪魔と死神があーだこーだと大騒ぎ。巻き込まれた人間と共に、事件の謎を解き明かす。最後のセリフ、ゾクッとした。まさに絶望・・・

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93 余命3000文字

村崎羯諦/著

小学館

2020.12

余命3000文字。主人公の人生と作品がぴったりと3000文字で終わるとき、その運命と文字数に驚かされる。収録された26作品が、驚きと感動と切なさとジェットコースターのようにひっくり返る面白さを与えてくれる。私の好きな作品はね・・・悩むな(*'▽')

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94 ラブカは静かに弓を持つ

安壇美緒/著

集英社

2022.5

音楽教室の潜入捜査。いったい何を?著作権法の演奏権侵害についてスパイする。チェロを弾ける主人公がトラウマを抱えながら潜入を始めるが・・・スパイのつもりが、教室で会う師と仲間、なによりチェロを弾くことで、孤独な心が癒される。この本はきっと♪で書かれた作品だ。美しいチェロの音色が聴こえる。

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95 プロダイバーのウニ駆除クエスト

中村拓朗/著

KADOKAWA

2023.9

海に海藻が生えなくなることで、その地域の漁獲量が減ってしまったり、生態系に悪影響が起こったりすることを「磯焼け」といいます。筆者は実際に長崎の海でダイビングを続けながら、磯焼けをどうにかしようと戦いはじめます。いままで磯焼けの原因と言われてきたウニ。しかし、ウニを駆除するだけではどうやらダメらしい。と気づきます。複雑な海の生態系と、環境保全と、愛おしい海の生き物たち。プロジェクトは現在も進行中。楽しく海が好きになれる、プロダイバーの戦いです。

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96 ゼロからトースターを作ってみた結果

トーマス・トウェイツ/著
村井理子/訳

新潮社

2015.10

あなたはトースターが作れますか?組み立てるのではなくて、例えば…鉄鉱石から。
まったくのゼロからトースターを作り上げたい。というイギリスの大学生がおこなったチャレンジは多くの写真とおもしろい文章で飽きさせません。なんて馬鹿なことをしてるんだ? と思いますが、読み終わった後にはちょっと世界の見かたが変わります。

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97 動物たちは何をしゃべっているのか

山極寿一/著
鈴木俊貴/著

集英社

2023.8

シジュウカラの文法を解明した動物言語学者と、ゴリラ学の権威が最新の知見を語り合う。
動物が自分たちの言葉、文法を持っているなんて急には信じられないようなことですが、ゴリラは人間の手話を理解し、ある種の鳥たちは鳴き声のコミュニケーションに文法まで持っている。動物たちの言葉から、話題はなぜ人類に言葉が生まれたのか?という深い部分にまで達します。動物を通して、言葉を深く考えてみるのも面白いですよ。

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98 すべてきみに宛てた手紙

長田弘/著

筑摩書房

2022.4

これは詩人から、「きみ」に宛てた手紙です。
私は何か言おうとして言葉にならない、自分が書いたものを見てしょんぼりする。そんなことばかりです。日々の心をまっすぐな言葉で支えてくれるような、39編の手紙。がんばれ!「きみ」!

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99 ホーンテッド・キャンパス

櫛木理宇/著

角川書店

2012.10

大学生の八神森司は幽霊が視えてしまい、何度も怖い目にあってきました。それなのに、片想いの美少女・灘こよみがオカルト研究会に入部したことで、自ら心霊の世界に浸ることになってしまいます。こう書くと柔らかなイメージですが、起きる事件は背筋の凍るような展開なので、気を抜かないように!

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100 化石の復元、承ります。

木村由莉/監修

ブックマン社

2022.7

2022年に国立科学博物館で催された「化石ハンター展」には「チベットケサイ」の骨格標本や生体模型が展示されました。この聞きなれない太古の大型哺乳類が復元されるまでを豊富な写真と軽妙な文章で、楽しくその場に参加しているかのように案内してくれます。

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