冬季オリンピックの花形競技といえば…?と聞かれたら、
フィギュアスケートを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
今回は、フィギュアスケートに関わる選手・コーチの本を集めてみました。
蒼い炎
羽生結弦/著
扶桑社
2012.4
今や名実ともにナンバーワンを誇る羽生結弦選手。ソチで金メダルを取る前の、急速に成長する過程をインタビューと写真で捉えています。華麗なスケーティング姿や仲間と一緒のリラックスした表情など、写真集としても楽しめます。
浅田真央そして、その瞬間へ
吉田順/著
学研教育出版
2013.10
浅田真央さんのような頂点を極めた人でも、リンクでは大観衆を前にたったひとり、迷いや焦りに襲われます。そんな彼女の背中を押すのは周りの人たちとの絆。常に挑戦し続ける真央さんの2010年からの3年間にリアルに迫る物語。
キス・アンド・クライ
ニコライ・モロゾフ/著
大野和基/訳
講談社
2010.2
有名選手を多数指導しているニコライ・モロゾフ氏が自らのコーチング手法を語った著作。外国人コーチだからこそ見える日本人スケーターへの視点は、スケートの枠を超えた世界でも通用する日本人像を言い当てている気がします。
笑顔が未来をつくる
鈴木明子/著
岩波書店
2015.9
バンクーバー、ソチの二大会で活躍した鈴木明子さんですが、そのスケート人生はコツコツ努力型。自分を信じてひとつずつ積み上げていくことで、オリンピックで戦う実力をつけていったのです。フィギュアをやっていた人だから話せる苦労や裏話もおもしろい!
日本フィギュアスケートの軌跡
宇都宮直子/著
中央公論新社
2017.2
日本フィギュアスケートの歴史を築いてきた選手たちを紹介。トップを目指すのに、誰ひとり同じ道を通ってきてはいないことがよくわかります。これほどその人の個性が表れる競技は他にないかもしれません。フィギュアスケートの魅力に改めて気づく一冊。