展示・おはなし会『武井武雄の絵本箱』


武井武雄 (明治27年~昭和58年)


「子どもの魂にふれる絵」として、自ら『童画』という言葉を生み出し、
それを一生の仕事と決め描き続けた。

児童雑誌「コドモノクニ」等の挿画や版画、本自体を芸術作品と捉えた「刊本作品」、
おもちゃのデザインなど、その活躍は多岐にわたる。

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南田中図書館では3月21日・22日に、展示・おはなし会『武井武雄の絵本箱』を開催しました。

『青空紙芝居』でおなじみの"おかもとりよさん"(じゃんぼさん)が所蔵されている資料を、
会場いっぱいに展示しました!

レトロで懐かしい挿絵から、寄木細工のデザインをほどこした刊本、
東京(池袋)で体験した戦中・戦後の暮らしを描きだした「気侭画帳きままがちょう」、
手回し蓄音機とレコードなど、
展示作品を丁寧に紹介してくださいました。

21日は子ども向けのおはなし会、22日には大人向けのお噺会はなしかいを行いました。
おかもとりよさんが、集まってくださった方々に合わせて演目を決めたので、
各回の内容が異なり、複数回のご参加もありました。

あいにくの雪のなか、遠くから足を運んでくださった方もいらっしゃいました。
他ではガラス越しにしか見られないような貴重な本をじっくり手に取ることができ、
感激したとのお声をいただきました。

たくさんのご来場、ありがとうございました。

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