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　　　　　　　　　　　　　　　「図書館の達人になろう」

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練馬図書館では2月17日（土）、今回で5回目となる検索講座を開催しました。この講座では、図書館の使い方を広くみなさんに知ってもらうことを目的とし、図書館司書の知識をお伝えして、図書館の達人になる勉強をしました。

午前中は小学生以下の参加者とその保護者を、午後はおおむね50歳以上の大人を対象としました。参加人数は午前が５組１２名、午後は５名でした。　(会場：練馬図書館会議室）


◆午前の部・児童、親子向け 午前１０時～午後１１時３０分

★本の並び方や探し方、ラベルの見方を説明★

前半は説明を聞く時間、後半は実際に本を探す時間の二部構成です。

最初に、児童コーナーの地図や本のラベルを見ながら、図書館では内容ごとに１０のグループに本が分類され並べられていることについて説明しました。次に、自分で本を探せるよう検索機（OPAC）や図書館ホームページの使い方を学びます。実際の画面をスクリーンに映しながら一緒に検索をしました。

その後の分類当てクイズでは、子どもたちが積極的に手をあげて答えていました。

☆例えばこんなクイズです…。

　Q：次の３冊の中で、ひとつだけ違うグループに入る本はどれでしょう。

　　『さかなをたべる』
　　『イルカのひみつ』
　　『おすしのさかな』
　
　A：答えは、『おすしのさかな』です。

3冊とも魚や海の生きものの出てくる本ですが、『おすしのさかな』は料理の本のグループ（５類・ピンクのラベル・59.6）に入ります。
ほかの２冊は生きものの本のグループ（４類・緑のラベル）です。
『さかなをたべる」（48.7）と『イルカのひみつ』（48.9）は、魚と哺乳類なので、正確には違う分類になるので悩む子もいました。

後半は、前半で学んだ事を復習しながら、親子で実際に本棚の本を探します。すぐにコツをつかみ、本を見つけてきた時はとてもうれしそうでした。

最後に「図書館の達人認定証」と手作りの「メダル」を渡し終了となりました。

今回学んだことを生かして、図書館をたくさん利用して下さい。



◆午後の部・一般向け 　午後２時～午後３時３０分

★図書館での本の並び方と検索や予約のコツをパワーポイントを使い解説★

図書館の書棚では、本を日本十進分類法にもとづき１０種類の分野ごとに分類し、ラベルを貼って並べてあります。分類されたラベルの番号や記号は請求記号と呼ばれ、いわば図書館での本の住所のようなものです。
また図書館の検索機や自宅のパソコン、スマートフォンから検索するときに、文字入力の規則や検索の方法を知ると、予約がスムーズになります。そんな検索や予約のコツを、最近話題の本や人物を例にあげながら学びました。

今回は特別に講座終了後にバックヤードツアーを実施しました。参加者の皆さんは普段は見ることのできない閉架書庫を見学し、熱心に説明を聞いていました。

講座では多くの質問が出て、「これからは自分で検索してみたい」と皆さん意欲的でした。今回の講座での知識をもとに今後の図書館利用に役立てていただければと思います。

図書館の活用法や図書館ガイドなどを集めた関連本の展示も好評でした。



「図書館の達人になろう」は来年度も開催を予定しています。


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