『翻訳講座 親しみやすい海外文学~絵本から映画原作まで~』 
平成29年10月14日(土)14:00~15:30
平和台図書館 3階会議室にて開催。24名が参加。
英米文学翻訳のプロに、おすすめの海外文学作品を紹介してもらいました!
講師:三辺 律子氏(英米文学翻訳家)

運営スタッフの感想
最初に道徳や信仰心を子供に教育させる目的のものからはじまり、物語を重視したものに変わっていった児童書の歴史について伺いました。そして現代は貧困や家庭環境、移民や人種、LGBT、障害など社会的なテーマを扱った作品も多く、今アメリカではヤングアダルト向けの出版が今までにないほど増えているそうですが、日本の若い方には身近に感じられないためか、あまり読まれていないことが残念です。しかし実際に読んでみると、共感できるものも多く、また海外の様々な事情も、分かりやすく、大人の方にも、是非読んでいただきたい、と思いました。講演・質疑応答からは、講師の方の海外文学に対する愛情がひしひしと伝わってきました。

講師からの「ひとこと」
みなさま、今日の講演をききにきてくださって、ありがとうございました。
自分の好きな本を、遠慮なく、じゃんじゃんお薦めすることができて、わたしがいちばん楽しんでしまったかもしれません。
海外文学が、みなさまの人生の楽しみのひとつ(ほんの片隅でも!)になったら、うれしいです。
またお目に掛かる機会がありますように。

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