南大泉図書館では、子どもたちの夏休みの学習を支援する企画や展示を行っています。
 7月29日(土)、特別企画の第1弾として夏休み学習支援スペシャル社会編を行いました。

 第1部は図書館ツアー。館内を歩きながら、穴埋めクイズの答えを探します。本の並び方や分類のこと、レファレンスサービスのこと、本の修理のしかたなどなど。子どもたちは話をよく聞いて、熱心にメモをとっていました。図書館のことをもっとよく知り、たくさん利用してもらえたらうれしいです。

 第2部は行政書士の先生による特別授業。講師は東京都行政書士会練馬支部の成井亮裕先生です。「自由研究って本当に自由?」と題して、法律の専門家の立場から、いろいろな法律=ルールをテーマにお話しいただきました。
 憲法や著作権法など一見難しい法律を取り上げながらも、
 「弟の観察日記を自由研究にしていい?」
 「野良猫の観察日記ならどうだろう?」
 「ラブレターは著作物?自分で撮った写真は?」
 「家でテレビを録画したりするけど、これっていいの?」
など、身近な話題に置きかえて考えることで、法律の考えかたがわかるようになってきます。子どもたちは一生懸命考え、自分の意見を答えてくれました。ルールを守ることの大切さや、なぜその決まりがあるのかということについて考える良い機会となったのではないかと思います。

 参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

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